与标准电视广播的数字广播有关的标准传输方式

时间: 2018-06-15


標準テレビジョン放送等のうちデジタル放送に関する送信の標準方式 平成二十三年総務省令第八十七号 標準テレビジョン放送等のうちデジタル放送に関する送信の標準方式 放送法(昭和二十五年法律第百三十二号)第百十一条第一項及び第百二十一条第一項の規定に基づき、標準テレビジョン放送等のうちデジタル放送に関する送信の標準方式を次のように定める。 目次 第一章 総則(第一条―第八条) 第二章 地上基幹放送局を用いて行う超短波放送のうちデジタル放送(第九条―第十七条) 第三章 地上基幹放送局(移動受信用地上基幹放送を行うものを除く。)を用いて行う標準テレビジョン放送のうちデジタル放送及び高精細度テレビジョン放送(第十八条―第二十四条) 第四章 地上基幹放送局(移動受信用地上基幹放送を行うものに限る。)を用いて行うテレビジョン放送及びマルチメディア放送 第一節 九九MHzを超え一〇八MHz以下の周波数の電波を使用する地上基幹放送局を用いて行うマルチメディア放送のうちセグメント連結伝送方式によるもの(第二十四条の二―第二十四条の九) 第二節 二〇七・五MHz以上二二二MHz以下の周波数の電波を使用する地上基幹放送局を用いて行うテレビジョン放送及びマルチメディア放送のうちセグメント連結伝送方式によるもの(第二十五条―第三十二条) 第三節 二〇七・五MHz以上二二二MHz以下の周波数の電波を使用する地上基幹放送局を用いて行うテレビジョン放送及びマルチメディア放送のうち選択帯域伝送方式によるもの(第三十三条―第四十八条) 第五章 一一・七GHzを超え一二・二GHz以下の周波数の電波を使用する衛星基幹放送局を用いて行う標準テレビジョン放送、高精細度テレビジョン放送、超高精細度テレビジョン放送、超短波放送及びデータ放送のうちデジタル放送 第一節 通則(第四十九条) 第二節 広帯域伝送方式(第五十条―第五十六条) 第三節 高度広帯域伝送方式(第五十七条―第六十六条) 第六章 一二・二GHzを超え一二・七五GHz以下の周波数の電波を使用する衛星基幹放送局を用いて行う標準テレビジョン放送、高精細度テレビジョン放送、超高精細度テレビジョン放送、超短波放送及びデータ放送 第一節 通則(第六十七条) 第二節 狭帯域伝送方式(第六十八条―第七十五条) 第三節 広帯域伝送方式(第七十六条・第七十七条) 第四節 高度狭帯域伝送方式(第七十八条―第八十二条) 第五節 高度広帯域伝送方式(第八十三条・第八十四条) 第七章 雑則(第八十五条) 附則 第一章 総則 (目的) 第一条 この省令は、放送法(昭和二十五年法律第百三十二号。以下「法」という。)第百十一条第一項及び第百二十一条第一項の規定に基づき、基幹放送設備、特定地上基幹放送局等設備及び基幹放送局設備に適用される標準テレビジョン放送、高精細度テレビジョン放送、超高精細度テレビジョン放送、超短波放送、データ放送及びマルチメディア放送のうちデジタル放送に関する送信の標準方式を定めることを目的とする。 (定義) 第二条 この省令において使用する用語は、法、電波法(昭和二十五年法律第百三十一号)及び電波法施行規則(昭和二十五年電波監理委員会規則第十四号)において使用する用語の例によるほか、次の定義に従うものとする。 一 「データ信号」とは、標準テレビジョン放送、高精細度テレビジョン放送、超高精細度テレビジョン放送、超短波放送及びデータ放送により送信される二値のデジタル情報であって、映像信号及び音声信号に該当しないものをいう。 二 「メタデータ信号」とは、映像信号、音声信号又はデータ信号を受信設備により蓄積、復元、変換その他の制御を経て影像又は音声その他の音響として視聴させるために必要な放送番組の内容又は配列に係る情報をいう。 三 「パケット」とは、符号化信号の伝送のための符号系列及びその種類の識別のための符号系列の組をいう。 四 「動き補償予測符号化方式」とは、映像信号の前後のフレーム又はフィールドからの動き量を検出し、動き量に応じて補正したフレーム又はフィールド信号と原信号との差分信号と動き量のみを送信することにより伝送する情報量を減らす方式をいう。 五 「離散コサイン変換方式」とは、原画像を八画素四方の単位で空間周波数成分に変換し、その周波数成分を視覚特性を反映して量子化することにより情報量を減らす方式をいう。 六 「可変長符号化方式」とは、統計的に発生頻度の高い符号は、短いビット列で表現し、発生頻度の低い符号は、長いビット列で表現することにより伝送するビット数を減らす方式をいう。 七 「時間周波数変換符号化方式」とは、入力信号を変形離散コサイン変換によって周波数成分に変換し、各周波数成分のエネルギー偏差の減少を利用して情報量の削減を行う方式をいう。 八 「聴覚心理重み付けビット割当方式」とは、人間に知覚されやすい帯域の信号劣化が最小となるよう符号割当ての重み付けを行う方式をいう。 九 「ステレオホニック信号」とは、音響に立体感を与えるために、二以上の音声信号を組み合わせた信号をいう。 十 「スクランブル」とは、国内受信者が設置する受信装置によらなければ受信することができないようにするため又は放送番組に関する権利を保護する受信装置によらなければ受信することができないようにするために、信号波を電気的にかくはんすることをいう。 十一 「シンボル」とは、デジタル信号により一の変調が行われた信号をいう。 十二 「伝送主シンボル」とは、伝送主信号から生成されるシンボルをいう。 十三 「SP信号」とは、同期変調による伝送主シンボルのための復調基準信号をいう。 十四 「SPシンボル」とは、電力拡散信号を加算したSP信号から生成されるシンボルをいう。 十五 「CP信号」とは、SP信号を補うための復調基準信号をいう。 十六 「CPシンボル」とは、電力拡散信号を加算したCP信号から生成されるシンボルをいう。 十七 「AC信号」とは、放送に関する付加情報信号をいう。 十八 「ACシンボル」とは、AC信号から生成されるシンボルをいう。 十九 「キャリア変調マッピング」とは、一定の手順に従って二値のデジタル情報をシンボルに変換することをいう。 二十 「TMCC情報」とは、変調波の伝送制御に関する信号をいう。 二十一 「輝度信号」とは、被写体の輝度を表す信号をいう。 二十二 「色差信号」とは、被写体の色相及び彩度を表す信号をいう。 二十三 「符号分割多重」とは、異なる拡散符号を加算して変調された同じ周波数の搬送波を重畳することをいう。 二十四 「パイロット情報」とは、符号分割多重に係る伝送制御等に関する情報をいう。 二十五 「パイロット信号」とは、同期信号、フレーム同期信号、スーパーフレーム同期信号及びパイロット情報に誤り訂正外符号を付加した信号から成る四〇八バイトの信号を単位として生成される信号をいう。 二十六 「帯域分割符号化方式」とは、入力信号を三十二の帯域に等分割し、各帯域のエネルギー偏差の減少を利用して情報量の削減を行う方式をいう。 二十七 「ベースバンドヘッダ情報」とは、入力信号形式等に関する情報をいう。 二十八 「フィジカルレイヤヘッダ情報」とは、変調方式等に関する情報をいう。 二十九 「画面内予測符号化方式」とは、原信号の符号化対象画素とその近傍画素との差分値を符号化することにより伝送する情報量を減らす方式をいう。 三十 「整数変換方式」とは、原画像を四画素四方、八画素四方、十六画素四方又は三十二画素四方の単位で整数精度の直交変換により空間周波数成分に変換し、その周波数成分を視覚特性を反映して量子化することにより情報量を減らす方式をいう。 三十一 「エントロピー符号化方式」とは、符号の出現確率をもとに、異なるビット列で表現することにより伝送するビット数を減らす方式をいう。 三十二 「信号点配置情報」とは、伝送に関する変調信号の位相及び振幅についての情報をいう。 三十三 「画素適応オフセットフィルタ方式」とは、デブロッキングフィルタ後の画素値に応じてオフセットを加算することにより画質を向上させる方式をいう。 三十四 「線形予測符号化方式」とは、過去の入力信号の線形結合を用いて現在の入力信号を予測し、入力値と予測値の残差と、線形結合の重み係数を符号化することで、伝送する情報量を減らす方式をいう。 (多重化) 第三条 符号化された映像信号、音声信号、データ信号及びメタデータ信号並びに関連情報(国内受信者が有料放送の役務の提供を受け、又はその対価として放送事業者が料金を徴収するために必要な情報、放送事業者が放送番組に関する権利を保護する受信装置によらなければ受信することができないようにするために必要な情報及びその他総務大臣が別に告示する情報をいう。以下同じ。)及び放送番組に関する権利を示す情報(以下「符号化信号」という。)は、次の各号により伝送するものとする。 一 符号化信号は、パケットにより多重するものとする。 二 符号化信号は、任意の長さでグループ化し、その構成は、別表第一号に示すPESパケット及びセクション形式によるものとする。 三 PESパケット又はセクション形式による情報は、別表第二号に示すTSパケットにより伝送する。 2 符号化信号のうちTSパケットにより伝送するものの伝送制御は、次の各号に定める伝送制御信号により行うものとする。 一 放送番組に関するPMTを伝送するTSパケットのパケット識別子を指定するPAT 二 放送番組を構成する符号化信号(関連情報を除く。)を伝送するTSパケットのパケット識別子及び関連情報のうち総務大臣が別に告示で定める共通情報を伝送するTSパケットのパケット識別子を指定するPMT 三 関連情報のうち総務大臣が別に告示で定める個別情報を伝送するTSパケットのパケット識別子を指定するCAT 四 変調周波数その他伝送路の情報と放送番組を関連付ける情報を伝送するNIT 五 伝送路上における放送番組の配列を示す番組配列情報 3 前項に規定する伝送制御信号の構成は、セクション形式によるものとする。 4 PESパケット、セクション形式及びTSパケットの送出手順並びに伝送制御信号及び別表第三号に示す各識別子の構成については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。 (情報源符号化) 第四条 映像信号のうちPESパケットによるものの符号化は、動き補償予測符号化方式、離散コサイン変換方式及び可変長符号化方式を組み合わせたものとし、映像の圧縮手順及び送出手順については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。 2 映像信号のうちセクション形式によるものの送出手順は、総務大臣が別に告示するところによるものとする。 第五条 音声信号のうちPESパケットによるものの符号化は、時間周波数変換符号化方式及び聴覚心理重み付けビット割当方式を組み合わせたものとし、音声の圧縮手順及び送出手順については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。 2 音声信号のうちセクション形式によるものの送出手順は、総務大臣が別に告示するところによるものとする。 第六条 データ信号及びメタデータ信号の符号化方式及び送出手順について総務大臣が別に告示で定める場合は、それに従うものとする。 (音声信号) 第七条 音声信号のうちPESパケットによるものの標本化周波数は、三二kHz、四四・一kHz又は四八kHzとする。 2 PESパケットによる音声信号のうちステレオホニック信号を構成する場合にあっては、各音声信号の標本化の時刻は、同一時刻であることとする。 3 音声信号のうちPESパケットによるものの入力量子化ビット数は、十六ビット以上とする。 4 音声信号のうちPESパケットによるものの最大入力音声チャンネル数は、五チャンネル及び低域を強調する一チャンネルとする。 (スクランブル等) 第八条 スクランブルの方式は、次の各号に掲げるもののいずれかでなければならない。 一 スクランブルの範囲をTSパケット(伝送制御信号及び関連情報を送るためのものを除く。)のペイロード部とするものであって、総務大臣が別に告示するもの 二 スクランブルの対象をセクション形式の信号に限るものであって、総務大臣が別に告示するもの 第二章 地上基幹放送局を用いて行う超短波放送のうちデジタル放送 (適用の範囲) 第九条 この章の規定は、地上基幹放送局(地上基幹放送試験局及び地上基幹放送を行うための実用化試験局を含む。以下同じ。)を用いて行う超短波放送のうちデジタル放送(第四章に定める放送を除く。)に適用があるものとする。 (周波数帯幅等) 第十条 使用する周波数帯幅は、別表第四号に示すとおりとする。 2 搬送波の周波数は、周波数帯幅の中央の周波数とする。 (搬送波の変調等) 第十一条 搬送波を変調する信号は、それぞれ次の各号に定めるシンボルから成る一個のOFDMセグメント(以下「一セグメント形式のOFDMフレーム」という。)、三個のOFDMセグメント(以下「三セグメント形式のOFDMフレーム」という。)又は一セグメント形式のOFDMフレーム若しくは三セグメント形式のOFDMフレームを連結したもの(以下この章及び別表第八号において「連結したOFDMフレーム」という。)を逆高速フーリエ変換し、別表第五号に示すガードインターバルの付加を行った信号とし、別表第六号に掲げる方程式によるものとする。 一 伝送主シンボル 二 TMCCシンボル(TMCC信号(TMCCシンボルのための復調基準信号、同期信号、セグメント形式識別信号及びTMCC情報を誤り訂正符号化した信号により構成される信号をいう。以下この章及び第三章において同じ。)から生成されるシンボルをいう。以下同じ。) 三 SPシンボル 四 CPシンボル 五 ACシンボル 2 OFDMセグメントにおける伝送主シンボル、SPシンボル及びCPシンボルの配置は、別表第七号に示すとおりとし、TMCCシンボル及びACシンボルの配置は、総務大臣が別に告示するところによるものとする。 3 OFDMフレーム(一セグメント形式のOFDMフレーム、三セグメント形式のOFDMフレーム又は連結したOFDMフレームをいう。)は、その変調波スペクトルが別表第八号に示す配置となるように構成するものとする。 4 別表第六号に示す有効シンボル期間長は、二五二マイクロ秒、五〇四マイクロ秒又は一、〇〇八マイクロ秒とする。 5 ガードインターバル比(別表第六号に示すガードインターバル期間長の有効シンボル期間長に対する比率をいう。)は、四分の一、八分の一、十六分の一又は三十二分の一とする。 6 変調の方式は、直交周波数分割多重変調とする。 7 搬送波を変調する信号の通信速度は、別表第九号に示すとおりとする。 (伝送主シンボル) 第十二条 伝送主シンボルは、階層(三セグメント形式のOFDMフレームに含まれる三個のOFDMセグメントを二個に区分したもの及び一セグメント形式のOFDMフレームを構成する一個のセグメントをいう。以下この条において同じ。)ごとに分割された伝送主信号について、それぞれ四分のπシフト差動四相位相変調、四相位相変調、十六値直交振幅変調又は六十四値直交振幅変調のためのキャリア変調マッピングを行って生成されたシンボルとし、階層合成、時間インターリーブ及び周波数インターリーブによりデータセグメントを構成するものとする。 2 データセグメントの送出手順は、別表第十号に示すとおりとし、時間インターリーブ及び周波数インターリーブの構成については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。 (TMCCシンボル等) 第十三条 TMCC信号の構成は、別表第十一号に示すとおりとする。 2 TMCC情報の誤り訂正は、別表第十二号に示す短縮化差集合巡回符号方式とする。 3 TMCC情報の構成については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。 4 TMCCシンボルは、TMCC信号について、差動二相位相変調のためのキャリア変調マッピングを行って生成されるシンボルとし、その構成は、別表第十三号に示すとおりとする。 (SPシンボル、CPシンボル及びACシンボル) 第十四条 SPシンボル及びCPシンボルは、それぞれ電力拡散信号を加算したSP信号及びCP信号について、二相位相変調のためのキャリア変調マッピングを行って生成されるシンボルとし、その構成は、別表第十四号に示すとおりとする。 2 ACシンボルは、AC信号について、差動二相位相変調のためのキャリア変調マッピングを行って生成されるシンボルとし、その構成は、別表第十三号に示すとおりとする。 (伝送主信号) 第十五条 伝送主信号は、別表第十五号に示す一多重フレームに含まれる数の主信号(TSパケットに誤り訂正外符号を付加した二〇四バイトの信号をいう。以下この条において同じ。)を単位として生成される信号であり、その構成及び送出手順は同表に示すとおりとする。 2 主信号の誤り訂正は別表第十二号に示す短縮化リードソロモン符号方式とし、伝送主信号の誤り訂正は同表に示す畳込み符号化方式とする。 (AC信号) 第十六条 変調波の伝送制御に関する付加情報以外の情報は、AC信号により伝送してはならない。 (緊急警報信号) 第十七条 緊急警報信号を送る場合は、緊急情報記述子により伝送するものとし、その構成については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。 第三章 地上基幹放送局(移動受信用地上基幹放送を行うものを除く。)を用いて行う標準テレビジョン放送のうちデジタル放送及び高精細度テレビジョン放送 (適用の範囲) 第十八条 この章の規定は、地上基幹放送局(移動受信用地上基幹放送を行うものを除く。以下この章において同じ。)を用いて行う標準テレビジョン放送のうちデジタル放送及び高精細度テレビジョン放送に適用があるものとする。 (周波数帯幅等) 第十九条 使用する周波数帯幅は、五・七MHzとする。 2 搬送波の周波数は、周波数帯幅の中央の周波数とする。 (搬送波の変調等) 第二十条 搬送波を変調する信号は、それぞれ次の各号に定めるシンボルから成る十三個のOFDMセグメント(以下この章において「OFDMフレーム」という。)を逆高速フーリエ変換し、別表第五号に示すガードインターバルの付加を行った信号とし、別表第十六号に掲げる方程式によるものとする。 一 伝送主シンボル 二 TMCCシンボル 三 SPシンボル 四 CPシンボル 五 ACシンボル 2 OFDMフレームは、その変調波スペクトルが別表第十七号に示す配置となるように構成するものとする。 3 逆高速フーリエ変換のサンプル周波数は、六三分の五一二MHzとする。 4 別表第十六号に示す有効シンボル期間長は、二五二マイクロ秒、五〇四マイクロ秒又は一、〇〇八マイクロ秒とする。 5 ガードインターバル比(別表第十六号に示すガードインターバル期間長の有効シンボル期間長に対する比率をいう。)は、四分の一、八分の一、十六分の一又は三十二分の一とする。 (伝送主シンボル) 第二十一条 伝送主シンボルは、階層(十三個のOFDMセグメントを最大三個に区分したものをいう。以下この条において同じ。)ごとに分割された伝送主信号について、それぞれ四分のπシフト差動四相位相変調、四相位相変調、十六値直交振幅変調又は六十四値直交振幅変調のためのキャリア変調マッピングを行って生成されたシンボルとし、階層合成、時間インターリーブ及び周波数インターリーブによりデータセグメントを構成するものとする。 (AC信号) 第二十二条 放送に関する付加情報のうち次の各号に掲げるもの以外の情報は、AC信号により伝送してはならない。 一 変調波の伝送制御に関する付加情報 二 気象業務法(昭和二十七年法律第百六十五号)第十三条第一項の規定により行われる地震動警報に関する情報(以下「地震動警報情報」という。) 2 セグメント番号0に配置されるACシンボルを生成するAC信号の構成は、別表第十八号に示すとおりとする。 3 セグメント番号0以外のセグメントには、地震動警報情報を伝送するためのAC信号から生成されるACシンボルは配置してはならない。 (映像信号等) 第二十三条 映像信号のうちPESパケットによるものは、輝度信号及び色差信号から成るものとし、別表第十九号に掲げる方程式によるものとする。 2 映像信号のうちPESパケットによるものの輝度信号及び色差信号の標本値は、八桁又は十桁の二進数字によって量子化を行うものとする。 3 映像信号のうちPESパケットによるものの映像の走査は、水平方向には左から右へ、垂直方向には上から下へ一定速度で行うものとする。 4 映像信号のうちPESパケットによるものの映像の走査線数、有効走査線数、走査方式、フレーム周波数、フィールド周波数、画面の横と縦の比、水平走査の繰返し周波数、標本化周波数(輝度信号及び色差信号)、一走査線当たりの標本化数(輝度信号及び色差信号)、一走査線当たりの有効標本化数(輝度信号及び色差信号)、ろ波特性、水平同期信号及び垂直同期信号は、別表第二十号に示すとおりとする。 (準用規定) 第二十四条 第十一条第二項、第六項及び第七項、第十二条第二項、第十三条から第十五条まで並びに第十七条の規定は、地上基幹放送局を用いて行う標準テレビジョン放送のうちデジタル放送及び高精細度テレビジョン放送について準用する。 第四章 地上基幹放送局(移動受信用地上基幹放送を行うものに限る。)を用いて行うテレビジョン放送及びマルチメディア放送 第一節 九九MHzを超え一〇八MHz以下の周波数の電波を使用する地上基幹放送局を用いて行うマルチメディア放送のうちセグメント連結伝送方式によるもの (適用の範囲) 第二十四条の二 この節の規定は、九九MHzを超え一〇八MHz以下の周波数の電波を使用する地上基幹放送局(移動受信用地上基幹放送を行うものに限る。)を用いて行うマルチメディア放送のうちセグメント連結伝送方式によるものに適用があるものとする。 (多重化) 第二十四条の三 符号化信号は、第三条第一項に規定されるもののほか、次に掲げる伝送方法によるものとする。 一 パケットにより多重すること。 二 任意の長さでグループ化し、その構成は、別表第二十二号に示すIPパケット又はIPパケットを圧縮したもの(以下「IPパケット等」という。)によること。 三 IPパケット等による情報は、別表第二十三号に示すULEパケットにより伝送すること。 四 ULEパケットによる情報は、TSパケットにより伝送すること。 2 TSパケットにより伝送される符号化信号の伝送制御は、第三条第二項に規定する伝送制御信号のほか、AMT(放送番組番号を識別するサービス識別子及びIPパケット等を関連付ける伝送制御信号をいう。以下この条において同じ。)により行うものとする。 3 AMTの構成は、セクション形式によるものとする。 4 IPパケット及びULEパケットの送出手順並びにAMTの構成については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。 (伝送主シンボル) 第二十四条の四 伝送主シンボルは、階層(第十二条に規定する階層をいう。以下この条において同じ。)ごとに分割された伝送主信号について、それぞれ四相位相変調又は十六値直交振幅変調のためのキャリア変調マッピングを行って生成されたシンボルとし、階層合成、時間インターリーブ及び周波数インターリーブによりデータセグメントを構成するものとする。 (AC信号) 第二十四条の四の二 放送に関する付加情報のうち次に掲げるもの以外の情報は、AC信号により伝送してはならない。 一 変調波の伝送制御に関する付加情報 二 地震動警報情報 三 地域の防災又は安全に関する情報(前号に掲げるものを除く。別表第二十三号の二において「地域の防災・安全情報」という。) 2 ACシンボルを生成するAC信号の構成は、別表第二十三号の二に示すとおりとする。 3 一セグメント形式のOFDMフレーム又は三セグメント形式のOFDMフレームのセグメント番号0以外のセグメントには、地震動警報情報を伝送するためのAC信号から生成されるACシンボルは配置してはならない。 (映像信号の符号化) 第二十四条の五 映像信号のうちPESパケットによるものの符号化は、画面内予測符号化方式、動き補償予測符号化方式、整数変換方式(四画素四方又は八画素四方の単位のものに限る。)及びエントロピー符号化方式を組み合わせたものとし、その映像の圧縮手順及び送出手順については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。 2 映像信号のうちPESパケットによるものの符号化は、別表第二十六号に示す最大フレーム周波数、画面の横と縦の比並びに映像の輝度信号及び色差信号の画素数のとおり行うものとする。 3 第四条第一項の規定は、第二十四条の二に規定するマルチメディア放送には適用しない。 (映像信号) 第二十四条の六 映像信号のうちPESパケットによるものは、輝度信号及び色差信号から成るものとし、別表第六十九号に掲げる方程式によるものとする。 2 映像信号のうちPESパケットによるものの輝度信号及び色差信号の標本値は、八桁の二進数字によって量子化を行うものとする。 (音声信号の符号化) 第二十四条の七 音声信号のうちPESパケットによるものの符号化は、第五条第一項に規定するもののほか、線形予測符号化方式及び可変長符号化方式を組み合わせたものとし、その音声の圧縮手順及び送出手順については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。 (音声信号) 第二十四条の八 第七条第一項の規定にかかわらず、音声信号のうちPESパケットによるものの標本化周波数は、三二kHz以上とする。 (準用規定) 第二十四条の九 第十条、第十一条、第十二条第二項、第十三条から第十五条まで及び第十七条の規定は、第二十四条の二に規定するマルチメディア放送について準用する。 第二節 二〇七・五MHz以上二二二MHz以下の周波数の電波を使用する地上基幹放送局を用いて行うテレビジョン放送及びマルチメディア放送のうちセグメント連結伝送方式によるもの (適用の範囲) 第二十五条 この節の規定は、二〇七・五MHz以上二二二MHz以下の周波数の電波を使用する地上基幹放送局(移動受信用地上基幹放送を行うものに限る。第三十三条において同じ。)を用いて行うテレビジョン放送及びマルチメディア放送のうちセグメント連結伝送方式によるものに適用があるものとする。 (周波数帯幅等) 第二十六条 使用する周波数帯幅は、別表第二十一号に示すとおりとする。 2 搬送波の周波数は、周波数帯幅の中央の周波数とする。 (多重化) 第二十七条 符号化信号は、第三条第一項に規定されるもののほか次の各号により伝送するものとする。 一 符号化信号は、パケットにより多重するものとする。 二 符号化信号は、任意の長さでグループ化し、その構成は、IPパケット等によるものとする。 三 IPパケット等による情報は、別表第二十三号に示すULEパケットにより伝送する。 四 ULEパケットによる情報は、TSパケットにより伝送する。 2 符号化信号のうちTSパケットにより伝送されるものの伝送制御は、第三条第二項に規定する伝送制御信号のほか、INT(放送番組番号を識別するサービス識別子とIPパケット等とを関連付ける伝送制御信号をいう。以下同じ。)により行うものとする。 3 前項に規定するINTの構成は、セクション形式によるものとする。 4 IPパケット及びULEパケットの送出手順並びにINTの構成については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。 (搬送波の変調等) 第二十八条 搬送波を変調する信号は、それぞれ次の各号に定めるシンボルから成る十三個のOFDMセグメント(以下この節、別表第九号、別表第十号、別表第十四号、別表第十五号、別表第二十四号及び別表第二十五号において「十三セグメント形式のOFDMフレーム」という。)又は一セグメント形式のOFDMフレームと十三セグメント形式のOFDMフレームを連結したもの(以下この節及び別表第二十五号において「連結したOFDMフレーム」という。)を逆高速フーリエ変換し、別表第五号に示すガードインターバルの付加を行った信号とし、別表第二十四号に掲げる方程式によるものとする。 一 伝送主シンボル 二 TMCCシンボル 三 SPシンボル 四 CPシンボル 五 ACシンボル 2 OFDMフレーム(十三セグメント形式のOFDMフレーム又は連結したOFDMフレームをいう。)は、その変調波スペクトルが別表第二十五号に示す配置となるように構成するものとする。 3 別表第二十四号に示す有効シンボル期間長は、二五二マイクロ秒、五〇四マイクロ秒又は一、〇〇八マイクロ秒とする。 4 ガードインターバル比(別表第二十四号に示すガードインターバル期間長の有効シンボル期間長に対する比率をいう。)は、四分の一、八分の一、十六分の一又は三十二分の一とする。 (伝送主シンボル) 第二十九条 伝送主シンボルは、階層(十三セグメント形式のOFDMフレームに含まれる十三個のOFDMセグメントを最大三個に区分したもの及び一セグメント形式のOFDMフレームを構成する一個のセグメントをいう。以下この条において同じ。)ごとに分割された伝送主信号について、それぞれ四分のπシフト差動四相位相変調、四相位相変調、十六値直交振幅変調又は六十四値直交振幅変調のためのキャリア変調マッピングを行って生成されたシンボルとし、階層合成、時間インターリーブ及び周波数インターリーブによりデータセグメントを構成するものとする。 (適用除外) 第三十条 第四条第一項の規定は、第二十五条に規定するテレビジョン放送及びマルチメディア放送には適用しない。 第三十一条 削除 (準用規定) 第三十二条 第十一条第二項、第六項及び第七項、第十二条第二項、第十三条から第十五条まで、第十七条、第二十二条、第二十四条の五第一項及び第二項並びに第二十四条の六の規定は、第二十五条に規定するテレビジョン放送及びマルチメディア放送について準用する。この場合において、第二十二条第二項及び第三項中「セグメント番号0」とあるのは、「一セグメント形式のOFDMフレーム又は十三セグメント形式のOFDMフレームのセグメント番号0」と読み替えるものとする。 第三節 二〇七・五MHz以上二二二MHz以下の周波数の電波を使用する地上基幹放送局を用いて行うテレビジョン放送及びマルチメディア放送のうち選択帯域伝送方式によるもの (適用の範囲) 第三十三条 この節の規定は、二〇七・五MHz以上二二二MHz以下の周波数の電波を使用する地上基幹放送局を用いて行うテレビジョン放送及びマルチメディア放送のうち選択帯域伝送方式によるもの(以下「選択帯域伝送放送」という。)に適用があるものとする。 (用語の意義) 第三十四条 この節において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。 一 「TDMパイロット1信号」とは、スーパーフレーム同期のための同期信号をいう。 二 「TDMパイロット1シンボル」とは、TDMパイロット1信号から生成されるシンボルをいう。 三 「WIC信号」とは、ネットワーク識別のための信号をいう。 四 「WICシンボル」とは、WIC信号から生成されるシンボルをいう。 五 「LIC信号」とは、詳細なネットワーク識別のための信号をいう。 六 「LICシンボル」とは、LIC信号から生成されるシンボルをいう。 七 「TDMパイロット2信号」とは、TDMパイロット1シンボルを補うための信号をいう。 八 「TDMパイロット2シンボル」とは、TDMパイロット2信号から生成されるシンボルをいう。 九 「TPC信号」とは、伝送主シンボル及びOISシンボルの境界を示すための信号をいう。 十 「TPCシンボル」とは、TPC信号から生成されるシンボルをいう。 十一 「FDMパイロット信号」とは、同期変調による伝送主シンボル又はOISシンボルのための復調基準信号をいう。 十二 「FDMパイロットシンボル」とは、FDMパイロット信号から生成されるシンボルをいう。 十三 「スタッフ信号」とは、伝送主シンボルのシンボル数の調整のために付加される信号をいう。 十四 「スタッフシンボル」とは、スタッフ信号から生成されるシンボルをいう。 十五 「PPC信号」とは、送信局の位置情報や送出タイミングに関する情報により構成される信号をいう。 十六 「PPCシンボル」とは、PPC信号から生成されるシンボルをいう。 十七 「SPC信号」とは、変調波の伝送制御に関する信号をいう。 十八 「SPCシンボル」とは、SPC信号から生成されるシンボルをいう。 (周波数帯幅等) 第三十五条 使用する周波数帯幅は、四・六二五MHz、五・五五MHz、六・四七五MHz又は七・四MHzとする。 2 搬送波の周波数は、周波数帯幅の中央の周波数とする。 (多重化) 第三十六条 符号化信号は、次の各号により伝送するものとする。 一 符号化された映像信号、音声信号、データ信号及びメタデータ信号(放送番組の内容又は配列に係る情報を除く。)は任意の長さでグループ化し、その構成はサービスパケット(別表第二十七号に示す同期パケット(他のパケットと同期する機能を有するパケットをいう。以下同じ。)又はファイル伝送パケット若しくはIPパケット等をいう。以下同じ。)によるものとする。 二 サービスパケットによる情報及び放送番組の内容又は配列に係る情報は、別表第二十八号に示すトランスポートフレームにより伝送する。 三 トランスポートフレームによる情報、関連情報のうち総務大臣が別に告示で定める共通情報及び放送番組に関する権利を示す情報は別表第二十九号に示すデータチャネルMACプロトコルカプセルにより伝送する。 四 データチャネルMACプロトコルカプセルによる情報は、一二二バイトごとに分割し、別表第三十号に示す物理層パケットにより伝送する。 2 符号化信号の伝送制御は、次の各号に定める伝送制御信号により行うものとする。 一 放送番組を構成する符号化信号を伝送するデータチャネルMACプロトコルカプセルを示すFDM 二 隣接する放送局に関する情報を伝送するENLDM 三 次条に規定するスーパーフレームの構成に関する情報を伝送するOIS 3 FDM及びENLDMは、次の各号により伝送するものとする。 一 当該信号は、別表第三十一号に示すコントロールプロトコルパケットにより伝送する。 二 コントロールプロトコルパケットは、別表第三十二号に示すコントロールチャネルMACプロトコルカプセルにより伝送する。 三 コントロールチャネルMACプロトコルカプセルは、一二二バイトごとに分割し、物理層パケットにより伝送する。 4 OISは、一二二バイトごとに分割し、物理層パケットにより伝送する。 5 トランスポートフレーム、データチャネルMACプロトコルカプセル及びコントロールプロトコルパケットの送出手順、第二項各号に定める伝送制御信号の構成並びに関連情報のうち共通情報の構成及び送出手順については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。 6 第三条の規定は選択帯域伝送放送には適用しない。 (搬送波の変調等) 第三十七条 搬送波を変調する信号は、それぞれ次の各号に定めるシンボルから成るスーパーフレーム(以下この節、別表第三十四号及び別表第三十五号において「スーパーフレーム」という。)を逆高速フーリエ変換し、別表第三十三号に示すガードインターバルの付加を行った信号とし、別表第三十四号に掲げる方程式によるものとする。 一 伝送主シンボル 二 TDMパイロット1シンボル 三 WICシンボル 四 LICシンボル 五 TDMパイロット2シンボル 六 TPCシンボル 七 OISシンボル 八 FDMパイロットシンボル 九 スタッフシンボル 十 PPCシンボル 十一 SPCシンボル 2 スーパーフレームにおける前項各号に定めるシンボルの配置は、別表第三十五号に示すとおりとする。 3 ガードインターバル比(別表第三十四号に示すフラットガードインターバル期間長の有効シンボル期間長に対する比率をいう。)は、伝送主シンボル、TPCシンボル、OISシンボル、FDMパイロットシンボル及びスタッフシンボルにおいては四分の一、十六分の三、八分の一又は十六分の一とし、TDMパイロット1シンボル、WICシンボル、LICシンボル及びSPCシンボルにおいては八分の一、TDMパイロット2シンボルにおいては四分の一又は八分の一とし、PPCシンボルにおいては二分の一とする。 (伝送主シンボル) 第三十八条 伝送主シンボルは、四相位相変調及び十六値直交振幅変調のためのキャリア変調マッピングを行う伝送主信号においては一のデータチャネルMACプロトコルカプセル、十六値直交振幅階層変調のためのキャリア変調マッピングを行う伝送主信号においては二のデータチャネルMACプロトコルカプセルごとに分割された伝送主信号について、それぞれ別表第三十六号に示す四相位相変調、十六値直交振幅変調又は十六値直交振幅階層変調のためのキャリア変調マッピングを行って生成されたシンボルとする。 (TDMパイロット1シンボル等) 第三十九条 TDMパイロット1シンボル、WICシンボル、LICシンボル、TDMパイロット2シンボル、TPCシンボル、FDMパイロットシンボル、スタッフシンボル、PPCシンボル及びSPCシンボルは、それぞれTDMパイロット1信号、WIC信号、LIC信号、TDMパイロット2信号、TPC信号、FDMパイロット信号、スタッフ信号、PPC信号及びSPC信号について別表第三十六号に示す四相位相変調のためのキャリア変調マッピングを行って生成されるシンボルとする。 (OISシンボル) 第四十条 OISシンボルは、伝送OIS信号について、別表第三十六号に示す四相位相変調のためのキャリア変調マッピングを行って生成されるシンボルとする。 (伝送主信号) 第四十一条 伝送主信号は、物理層パケット(OISを伝送するものを除く。)を単位として生成される信号であり、その構成及び送出手順は別表第三十七号に示すとおりとする。 (TDMパイロット1信号等) 第四十二条 TDMパイロット1信号の構成及び送出手順は、別表第三十八号に示すとおりとする。 2 WIC信号、LIC信号、TDMパイロット2信号及びFDMパイロット信号の構成及び送出手順は、別表第三十九号に示すとおりとする。 3 TPC信号の構成及び送出手順は、別表第四十号に示すとおりとする。 4 スタッフ信号の構成及び送出手順は、別表第四十一号に示すとおりとする。 5 PPC信号の構成及び送出手順は、別表第四十二号に示すとおりとする。 6 SPC信号の構成及び送出手順は、別表第四十三号に示すとおりとする。 (伝送OIS信号) 第四十三条 伝送OIS信号は、OISを伝送する物理層パケットを単位として生成される信号とし、その送出手順は、別表第四十四号に示すとおりとする。 (音声信号の符号化) 第四十四条 音声信号のうち同期パケットによるものの符号化は、時間周波数変換符号化方式及び聴覚心理重み付けビット割当方式を組み合わせたものとし、音声の圧縮手順及び送出手順については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。 (音声信号) 第四十五条 音声信号のうち同期パケットによるものの標本化周波数は、三二kHz、四四・一kHz又は四八kHzとする。 2 同期パケットによる音声信号のうちステレオホニック信号を構成する場合にあっては、各音声信号の標本化の時刻は、同一時刻であることとする。 3 音声信号のうち同期パケットによるものの入力量子化ビット数は、十六ビット以上とする。 4 音声信号のうち同期パケットによるものの最大入力音声チャンネル数は、五チャンネル及び低域を強調する一チャンネルとする。 (緊急警報信号) 第四十六条 緊急警報信号を送る場合は、緊急警報放送メッセージをコントロールプロトコルパケットにより伝送するものとし、緊急警報放送メッセージの構成については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。 (スクランブル) 第四十七条 第八条の規定にかかわらず、スクランブルの範囲を同期パケットとするスクランブルの方式は、総務大臣が別に告示するところによるものとする。 (準用規定) 第四十八条 第十一条第六項、第二十四条の五第一項及び第二項並びに第二十四条の六は、選択帯域伝送放送について準用する。この場合において、第二十四条の五第一項及び第二項並びに第二十四条の六中「PESパケット」とあるのは、「同期パケット」と読み替えるものとする。 第五章 一一・七GHzを超え一二・二GHz以下の周波数の電波を使用する衛星基幹放送局を用いて行う標準テレビジョン放送、高精細度テレビジョン放送、超高精細度テレビジョン放送、超短波放送及びデータ放送のうちデジタル放送 第一節 通則 (適用の範囲) 第四十九条 この章の規定は、一一・七GHzを超え一二・二GHz以下の周波数の電波を使用する衛星基幹放送局(衛星基幹放送試験局及び衛星基幹放送を行うための実用化試験局を含む。以下同じ。)を用いて行う標準テレビジョン放送、高精細度テレビジョン放送、超高精細度テレビジョン放送、超短波放送及びデータ放送のうちデジタル放送に適用があるものとする。 第二節 広帯域伝送方式 (適用の範囲) 第五十条 この節の規定は、広帯域伝送方式による標準テレビジョン放送、高精細度テレビジョン放送、超短波放送及びデータ放送(以下「広帯域伝送デジタル放送」という。)に適用があるものとする。 (周波数帯幅等) 第五十一条 使用する周波数帯幅は、三四・五MHzとする。 2 搬送波の周波数は、周波数帯幅の中央の周波数とする。 (搬送波の変調) 第五十二条 搬送波を変調する信号は、伝送主信号、電力拡散信号を加算したTMCC信号(TMCC情報に誤り訂正外符号を付加した信号をいう。以下この章において同じ。)及びフレーム同期信号に対して誤り訂正内符号化した信号並びに電力拡散信号を加算した位相基準バースト信号とし、その構成については、別表第四十五号に示すとおりとする。 2 搬送波の変調の形式は、伝送主信号に対して誤り訂正内符号化した信号については二相位相変調、四相位相変調又は八相位相変調とし、電力拡散信号を加算したTMCC信号及びフレーム同期信号に対して誤り訂正内符号化した信号並びに電力拡散信号を加算した位相基準バースト信号については二相位相変調とする。 3 搬送波を変調する信号の通信速度は、毎秒二八・八六〇メガボーとする。 4 搬送波の絶対位相偏位は、別表第四十六号に示すとおりとする。 5 搬送波の帯域制限を行うろ波器の周波数特性は、別表第四十七号に示すとおりとする。 (伝送主信号) 第五十三条 伝送主信号は、三八四個の主信号(TSパケットに誤り訂正外符号を付加した二〇四バイトの信号(以下この節において「スロット」という。)の先頭の一バイトを除いたものをいう。以下この条において同じ。)を単位として生成される信号であり、その構成は別表第四十八号に示すとおりとする。 2 主信号の誤り訂正は別表第四十九号に示す短縮化リードソロモン符号方式とし、伝送主信号の誤り訂正は同表に示すトレリス符号化方式又は畳込み符号化方式とする。 (TMCC信号及びフレーム同期信号) 第五十四条 TMCC信号の構成及び送出手順並びにフレーム同期信号の構成及び送出手順は、別表第五十号に示すとおりとする。 2 TMCC信号の誤り訂正は、別表第四十九号に示す畳込み符号と短縮化リードソロモン符号を組み合わせた方式とする。 3 TMCC情報の構成については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。 (位相基準バースト信号) 第五十五条 位相基準バースト信号は、誤り訂正内符号化した伝送主信号に対して、二〇三シンボルごとに四シンボル付加するものとし、その構成については別表第五十一号に示すとおりとする。 (準用規定) 第五十六条 第十七条及び第二十三条の規定は、広帯域伝送デジタル放送について準用する。 第三節 高度広帯域伝送方式 (適用の範囲) 第五十七条 この節の規定は、高度広帯域伝送方式による標準テレビジョン放送、高精細度テレビジョン放送、超高精細度テレビジョン放送、超短波放送及びデータ放送(以下「高度広帯域伝送デジタル放送」という。)に適用があるものとする。 (多重化) 第五十八条 符号化信号は、第三条第一項に規定されるもののほか次の各号により伝送するものとする。 一 符号化信号は、パケットにより多重するものとする。 二 符号化信号は任意の長さでグループ化し、その構成は別表第五十九号の二に示すMMTPパケットによるものとする。 三 MMTPパケットによる情報は、IPパケット又は別表第六十号に示す圧縮IPパケットにより伝送するものとする。 四 IPパケット又は圧縮IPパケットによる情報は、別表第六十一号に示すTLVパケットにより伝送するものとする。 2 符号化信号のうちTLVパケットにより伝送されるものの伝送制御は、次の各号に定める伝送制御信号により行うものとする。 一 変調周波数その他伝送路の情報と放送番組を関連付ける情報を伝送するNIT 二 放送番組番号を識別するサービス識別子とIPパケット又は圧縮IPパケットとを関連付けるAMT 3 前項に規定する伝送制御信号の構成は、セクション形式によるものとする。 4 符号化信号のうちMMTPパケットにより伝送されるものの伝送制御は、次の各号に定める伝送制御信号により行うものとする。 一 放送番組のテーブルを伝送するPAメッセージ 二 セクション形式を伝送するM2セクションメッセージ 三 スクランブル方式の識別の情報を伝送するCAメッセージ 5 MMTPパケット、圧縮IPパケット及びTLVパケットの送出手順並びに伝送制御信号及び別表第六十一号の二に示す各識別子の構成については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。 (搬送波の変調) 第五十九条 搬送波を変調する信号は、伝送主信号、伝送TMCC信号、フレーム同期信号、スロット同期信号及び電力拡散信号を加算した信号点配置情報(以下「伝送信号点配置信号」という。)とし、その構成については別表第六十二号に示すとおりとする。 2 搬送波の変調の形式は、伝送主信号及び伝送信号点配置信号については二分のπシフト二相位相変調、四相位相変調、八相位相変調又は十六値振幅位相変調とし、伝送TMCC信号、フレーム同期信号及びスロット同期信号については二分のπシフト二相位相変調とする。 3 搬送波を変調する信号の通信速度は、毎秒三三・七五六一メガボーとする。 4 搬送波の絶対位相偏位は、別表第六十三号に示すとおりとする。 5 搬送波の帯域制限を行うろ波器の周波数特性は、別表第六十四号に示すとおりとする。 (伝送主信号) 第六十条 伝送主信号は、主信号(TSパケットの先頭の一バイトを除いたものを連結したもの又はTLVパケットを連結したものをいう。以下この条において同じ。)及び主信号に関する情報(以下「スロットヘッダ」という。)に、誤り訂正外符号及び伝送主信号のビット数の調整のために付加される信号(以下「スタッフビット」という。)を付加し、電力拡散信号を加算した信号に対して誤り訂正内符号化した信号(以下この節において「スロット」という。)を単位として生成される信号であり、その構成は別表第六十五号に示すとおりとする。 2 伝送主信号の誤り訂正は、別表第六十六号に示すBCH符号及びLDPC符号を組み合わせた方式とする。 (伝送TMCC信号) 第六十一条 伝送TMCC信号はTMCC信号に電力拡散信号を加算し、誤り訂正内符号化した信号であり、その構成及び送出手順は別表第六十七号に示すとおりとする。 2 伝送TMCC信号の誤り訂正は、別表第六十八号に示すBCH符号とLDPC符号を組み合わせた方式とする。 3 TMCC情報の構成については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。 (映像信号の符号化) 第六十二条 映像信号のうちTLVパケットによるものの送出手順について総務大臣が別に告示で定める場合は、それに従うものとする。 2 映像信号のうちPESパケット及びMMTPパケットによるものの符号化は、画面内予測符号化方式、動き補償予測符号化方式、整数変換方式、エントロピー符号化方式及び画素適応オフセットフィルタ方式を組み合わせたものとし、映像の圧縮手順及び送出手順については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。 3 第四条第一項の規定は高度広帯域伝送デジタル放送には適用しない。 (映像信号等) 第六十三条 映像信号のうちPESパケット及びMMTPパケットによるものは、輝度信号及び色差信号から成るものとし、高精細度テレビジョン放送にあっては別表第十九号、別表第六十九号又は別表第六十九号の二に掲げる方程式、超高精細度テレビジョン放送にあっては別表第六十九号の二に掲げる方程式によるものとする。 2 映像信号のうちPESパケット及びMMTPパケットによるものの輝度信号及び色差信号の標本値は、高精細度テレビジョン放送にあっては八桁又は十桁の二進数字、超高精細度テレビジョン放送にあっては十桁の二進数字によって量子化を行うものとする。 3 映像信号のうちPESパケット及びMMTPパケットによるものの映像の走査は、水平方向には左から右へ、垂直方向には上から下へ一定速度で行うものとする。 4 映像信号のうちPESパケット及びMMTPパケットによるものの映像の有効走査線数、走査方式、フレーム周波数、フィールド周波数、画面の横と縦の比並びに一走査線当たりの有効標本化数(輝度信号及び色差信号)は、別表第七十号に示すとおりとする。 (音声信号の符号化) 第六十四条 音声信号のうちTLVパケットによるものの送出手順について総務大臣が別に告示で定める場合は、それに従うものとする。 2 音声信号のうちPESパケット及びMMTPパケットによるものの符号化は、次に掲げるもののいずれかとし、音声の圧縮手順及び送出手順については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。 一 時間周波数変換符号化方式及び聴覚心理重み付けビット割当方式を組み合わせたもの 二 線形予測符号化方式及び可変長符号化方式を組み合わせたもの 3 第五条第一項の規定は高度広帯域伝送デジタル放送には適用しない。 (音声信号) 第六十五条 音声信号のうちPESパケット及びMMTPパケットによるものの標本化周波数は四八kHzとする。 2 PESパケット及びMMTPパケットによる音声信号のうちステレオホニック信号を構成する場合にあっては、各音声信号の標本化の時刻は、同一時刻であることとする。 3 音声信号のうちPESパケット及びMMTPパケットによるものの入力量子化ビット数は、十六ビット以上とする。 4 音声信号のうちPESパケット及びMMTPパケットによるものの最大入力音声チャンネル数は、二十二チャンネル及び低域を強調する二チャンネルとする。 5 第七条の規定は、高度広帯域伝送デジタル放送には適用しない。 (スクランブル等) 第六十五条の二 スクランブルの方式は、第八条に規定するもののほか、MMTPパケット及びIPパケットを用いるものについては、総務大臣が別に告示するところによるものとする。 (準用規定) 第六十六条 第十七条及び第五十一条の規定は、高度広帯域伝送デジタル放送について準用する。 第六章 一二・二GHzを超え一二・七五GHz以下の周波数の電波を使用する衛星基幹放送局を用いて行う標準テレビジョン放送、高精細度テレビジョン放送、超高精細度テレビジョン放送、超短波放送及びデータ放送 第一節 通則 (適用の範囲) 第六十七条 この章の規定は、一二・二GHzを超え一二・七五GHz以下の周波数の電波を使用する衛星基幹放送局を用いて行う標準テレビジョン放送、高精細度テレビジョン放送、超高精細度テレビジョン放送、超短波放送及びデータ放送に適用があるものとする。 第二節 狭帯域伝送方式 (適用の範囲) 第六十八条 この節の規定は、狭帯域伝送方式による標準テレビジョン放送、高精細度テレビジョン放送、超短波放送及びデータ放送(以下「狭帯域伝送デジタル放送」という。)に適用があるものとする。 (周波数帯幅等) 第六十九条 使用する周波数帯幅は、二七MHzとする。 2 搬送波の周波数は、周波数帯幅の中央の周波数とする。 (搬送波の変調) 第七十条 搬送波の変調の形式は、四相位相変調とする。 2 搬送波を変調する信号は伝送信号とし、その信号の伝送速度は、毎秒四二・一九二メガビットとする。 3 搬送波の絶対位相偏位は、別表第五十四号2で示されるP0、P1の符号がそれぞれ「〇」、「〇」のときを基準として、「一」、「〇」のとき(+)九〇度、「〇」、「一」のとき(-)九〇度及び「一」、「一」のとき(+)一八〇度とする。 4 搬送波の帯域制限を行うろ波器の周波数特性は、別表第五十二号に示すとおりとする。 (伝送信号) 第七十一条 伝送信号は八TSパケットを単位とし、その構成は別表第五十三号に示すとおりとする。 2 伝送信号の誤り訂正は、別表第五十四号に示す畳込み符号と短縮化リードソロモン符号を組み合わせた方式とする。 (音声信号の符号化) 第七十二条 音声信号のうちPESパケットによるものの符号化は、第五条に規定するもののほか、帯域分割符号化方式及び聴覚心理重み付けビット割当方式を組み合わせたものとし、その音声の圧縮手順及び送出手順については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。 (映像信号) 第七十三条 映像信号のうちPESパケットによるものは、輝度信号及び色差信号から成るものとし、別表第五十五号に掲げる方程式によるものとする。 (緊急警報信号に適用する規定) 第七十四条 緊急警報信号を送る場合は、緊急警報信号を音声信号とみなし、この節の音声信号に関する規定(スクランブルに係る音声信号に関する規定を除く。)を適用する。 (準用規定) 第七十五条 第二十三条第二項から第四項までの規定は、狭帯域伝送デジタル放送について準用する。 第三節 広帯域伝送方式 (適用の範囲) 第七十六条 この節の規定は、広帯域伝送デジタル放送に適用があるものとする。 (準用規定) 第七十七条 第十七条及び第二十三条並びに第五十一条から第五十五条までの規定は、広帯域伝送デジタル放送について準用する。 第四節 高度狭帯域伝送方式 (適用の範囲) 第七十八条 この節の規定は、高度狭帯域伝送方式による標準テレビジョン放送、高精細度テレビジョン放送、超高精細度テレビジョン放送、超短波放送及びデータ放送(以下「高度狭帯域伝送デジタル放送」という。)に適用があるものとする。 (搬送波の変調) 第七十九条 搬送波の変調の形式は、八相位相変調及び二分のπシフト二相位相変調とする。 2 搬送波を変調する信号は伝送信号とし、その信号の伝送速度は毎秒六九・七一八メガビットとする。 3 搬送波の絶対位相偏位は、別表第五十六号に示すとおりとする。 4 搬送波の帯域制限を行うろ波器の周波数特性は、別表第五十七号に示すとおりとする。 (伝送信号) 第八十条 伝送信号は、ベースバンドフレーム信号(TSパケットの先頭の一バイトの代わりにCRC誤り訂正符号を付加したものにより構成される信号にベースバンドヘッダ情報を付加した信号をいう。)に対して誤り訂正符号化した六四、八〇〇ビットの信号にフィジカルレイヤヘッダ信号(フィジカルレイヤヘッダ情報にフィジカルレイヤフレームの開始を示す符号を付加した信号をいう。)を付加した信号を単位とし、その構成は、別表第五十八号に示すとおりとする。 2 ベースバンドヘッダ情報及びフィジカルレイヤヘッダ情報の構成については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。 3 ベースバンドフレーム信号の誤り訂正は、別表第五十九号に示すLDPC符号及びBCH符号を組み合わせた方式とする。 (映像信号の符号化) 第八十一条 映像信号のうちPESパケットによるもの(標準テレビジョン放送及び高精細度テレビジョン放送に関するものに限る。)の符号化は、第四条に規定するもののほか、第二十四条の五第一項の規定(高精細度テレビジョン放送であって有効走査線数が一、〇八〇本以上であるものについては、同項のほか、第六十二条第二項の規定)を準用するものとする。 2 映像信号のうちPESパケットによるもの(超高精細度テレビジョン放送に関するものに限る。)の符号化は、第六十二条第二項の規定を準用するものとする。 (映像信号等) 第八十一条の二 映像信号のうちPESパケットによるものは、輝度信号及び色差信号から成るものとし、標準テレビジョン放送及び高精細度テレビジョン放送(有効走査線数が一、〇八〇本未満のものに限る。)にあっては別表第十九号に掲げる方程式、高精細度テレビジョン放送(有効走査線数が一、〇八〇本以上のものであって、第四条第一項又は第二十四条の五第一項(前条第一項において準用する場合を含む。)の規定が適用されるものに限る。以下この項において「特定高精細度テレビジョン放送」という。)にあっては別表第十九号又は別表第六十九号に掲げる方程式、高精細度テレビジョン放送(有効走査線数が一、〇八〇本以上のものであって、特定高精細度テレビジョン放送を除く。)にあっては別表第十九号、別表第六十九号又は別表第六十九号の二に掲げる方程式、超高精細度テレビジョン放送にあっては別表六十九号の二に掲げる方程式によるものとする。 2 映像信号のうちPESパケットによるものの輝度信号及び色差信号の標本値は、標準テレビジョン放送及び高精細度テレビジョン放送にあっては八桁又は十桁の二進数字、超高精細度テレビジョン放送にあっては十桁の二進数字によって量子化を行うものとする。 3 映像信号のうちPESパケットによるものの映像の走査は、水平方向には左から右へ、垂直方向には上から下へ一定速度で行うものとする。 4 映像信号のうちPESパケットによるものの映像の有効走査線数、走査方式、フレーム周波数、フィールド周波数、画面の横と縦の比及び一走査線当たりの有効標本化数(輝度信号及び色差信号)は、次の各号に定めるところによる。 一 第四条の規定を適用する場合及び第八十一条第一項の規定により第二十四条の五第一項の規定を準用する場合には、別表第二十号に示すとおりとする。 二 第八十一条第一項及び第二項の規定により第六十二条第二項の規定を準用する場合には、別表第七十一号に示すとおりとする。 (音声信号の符号化) 第八十一条の三 音声信号のうちPESパケットによるものの符号化は、第五条に規定するもののほか、第六十四条第二項の規定を準用するものとする。 (音声信号) 第八十一条の四 音声信号のうちPESパケットによるものの最大入力音声チャンネル数は、二十二チャンネル及び低域を強調する二チャンネルとする。 2 第七条第四項の規定は、高度狭帯域伝送デジタル放送には適用しない。 (準用規定) 第八十二条 第二十三条、第六十九条及び第七十四条の規定は、高度狭帯域伝送デジタル放送について準用する。 第五節 高度広帯域伝送方式 (適用の範囲) 第八十三条 この節の規定は、高度広帯域伝送デジタル放送に適用があるものとする。 (準用規定) 第八十四条 第十七条及び第五十一条並びに第五十八条から第六十五条の二までの規定は、高度広帯域伝送デジタル放送について準用する。 第七章 雑則 (地上基幹放送試験局等に適用する規定) 第八十五条 標準テレビジョン放送、高精細度テレビジョン放送、超短波放送及びマルチメディア放送のうちデジタル放送を行う地上基幹放送試験局並びに標準テレビジョン放送、高精細度テレビジョン放送、超高精細度テレビジョン放送、超短波放送及びデータ放送のうちデジタル放送を行うための衛星基幹放送局(内外放送を行うものに限る。)、衛星基幹放送試験局並びに基幹放送を行うための実用化試験局の送信の方式のうちこの省令の規定を適用することが困難又は不合理であるため総務大臣が別に告示するものについては、この省令の規定によらないことができる。 附 則 (施行期日) 第一条 この省令は、放送法等の一部を改正する法律(平成二十二年法律第六十五号)の施行の日(平成二十三年六月三十日)から施行する。 (省令の廃止) 第二条 標準テレビジョン放送等のうちデジタル放送に関する送信の標準方式(平成十五年総務省令第二十六号)は、廃止する。 附 則 (平成二五年二月二〇日総務省令第七号) 抄 (施行期日) 1 この省令は、公布の日から施行する。 附 則 (平成二五年一二月一〇日総務省令第一一一号) この省令は、公布の日から施行する。 附 則 (平成二六年七月三日総務省令第五九号) この省令は、公布の日から施行する。 附 則 (平成二六年一〇月二一日総務省令第八一号) 抄 (施行期日) 1 この省令は、公布の日から施行する。 附 則 (平成二八年七月二九日総務省令第七七号) この省令は、公布の日から施行する。 別表第一号 PESパケット及びセクション形式の構成(第3条第1項第2号関係) 1 PESパケット ヘッダ部 ヘッダ拡張部 データ部 48ビット 注 1 ヘッダ部は、PESパケットの種類の識別のために使用する。 2 ヘッダ拡張部は、ヘッダの付加情報を送るために使用する。 3 データ部は、データの伝送のために使用する。 2 セクション形式 (1) 通常形式 ヘッダ部 データ部 24ビット 8×Nビット (2) 拡張形式 ヘッダ部 データ部 CRC 64ビット 8×Nビット 32ビット 注 1 Nは、正の整数を示す。 2 ヘッダ部は、セクション形式の種類の識別のために使用する。 3 データ部は、データの伝送のために使用する。 4 CRCは、データの誤り検出のための符号とする。 別表第二号 TSパケットの構成(第3条第1項第3号関係) ヘッダ部 アダプテーションフィールド及びペイロード部 4バイト 184バイト 注 1 1バイトは、8ビットとする。 2 ヘッダ部は、TSパケットの種別の識別のために使用する。 3 アダプテーションフィールドは、ヘッダの付加情報を送るために使用する。 4 ペイロード部は、PESパケット及びセクション形式の情報の伝送に使用する。 別表第三号 各識別子とその機能(第3条第4項関係) 識別子 機能 テーブル識別子 セクションの種類の識別 記述子タグ 記述子の種類の識別 ストリーム形式識別子 符号化信号の種類の識別 サービス形式識別子 サービスの種類の識別 放送番組番号識別子 放送番組番号の識別 サービス識別子 放送番組番号の識別 ネットワーク識別子 ネットワークの識別 トランスポートストリーム識別子 トランスポートストリームの識別 限定受信方式識別子 限定受信方式の識別 システム管理識別子 放送、非放送及び放送信号形式の識別 階層符号化識別子 階層符号化の識別 スクランブル方式識別子 スクランブル方式の識別 別表第四号 使用する周波数帯幅(第10条関係)  (6000/14×n+38.48)kHzを小数点以下切り上げた値 ただし、nは第11条第3項のOFDMフレームに含まれるOFDMセグメントの数。 別表第五号 ガードインターバルの付加(第11条第1項、第20条第1項及び第28条第1項関係)  ガードインターバルは、以下に示すとおり、逆高速フーリエ変換の出力データのうち時間的に後端の出力データを有効シンボルの前に付加するものとする。 注 有効シンボルは、別表第六号、別表第十六号又は別表第二十四号に示す有効シンボル期間長に対応する出力データとする。 別表第六号 搬送波を変調する信号を求める方程式(第11条関係) ここで s(t):RF信号 fc:送信波に含まれるいずれかのOFDMセグメントの中央の周波数 n:シンボル番号 S1:1セグメント形式のOFDMフレームの数 S3:3セグメント形式のOFDMフレームの数 b:1セグメント形式及び3セグメント方式のOFDMフレームの番号(周波数軸上左端のOFDMフレームを0とする) N(b):OFDMフレームbのキャリア総数 (ただし、b≠S1+S3-1であるOFDMフレームについては、 1セグメント形式の場合、モード1:108、モード2:216、モード3:432、 3セグメント形式の場合、モード1:324、モード2:648、モード3:1296、 b=S1+S3-1であるOFDMフレームについては、送信波全体の周波数軸上右端にあるCPを含めて 1セグメント形式の場合、モード1:109、モード2:217、モード3:433、 3セグメント形式の場合、モード1:325、モード2:649、モード3:1297) c(b,n,k):OFDMフレームb、シンボル番号n、キャリア番号kに対応する複素信号点ベクトル k:OFDMフレームごとのキャリア番号(周波数軸上左端のキャリア番号を0とする) Kfc:fcに対応するキャリア番号(周波数軸上左端のキャリア番号を0とし、連続した番号を用いて表す) Tg:ガードインターバル期間長 (ただし、b≠S1+S3-1であるOFDMフレームについては、 1セグメント形式の場合、Tu=7N(b)/3×10-5、 3セグメント形式の場合、Tu=7N(b)/9×10-5、 b=S1+S3-1であるOFDMフレームについては、 1セグメント形式の場合、Tu=7(N(b)-1)/3×10-5、 3セグメント形式の場合、Tu=7(N(b)-1)/9×10-5 Ts:シンボル期間長(Ts=Tu+Tg) Tu:有効シンボル期間長 Kc(b):OFDMフレームbの中央の周波数に対応するキャリア番号 (1セグメント形式の場合、モード1:54、モード2:108、モード3:216、 3セグメント形式の場合、モード1:162、モード2:324、モード3:648) 別表第七号 OFDMセグメントにおける伝送主シンボル、SPシンボル及びCPシンボルの配置(第11条第2項関係) 1 伝送主シンボルが差動変調(4分のπシフト差動4相位相変調)による場合のシンボルの配列 注 1 Si,jは、周波数インターリーブ後のデータセグメント内のシンボルを示す。 2 図はモード1の場合のシンボルの配列を示す。モード2の場合はキャリア番号は0から215、モード3の場合はキャリア番号は0から431とする。 3 CPはCPシンボルを示し、キャリア番号0番に挿入する。 4 AC(AC1、AC2)はACシンボルを示し、AC1は差動変調、同期変調ともに用いられる付加信号とし、AC2は差動変調のみに用いられる付加信号とする。 2 伝送主シンボルが同期変調(4相位相変調、16値直交振幅変調及び64値直交振幅変調)による場合のシンボルの配列 注 1 Si,jは、周波数インターリーブ後のデータセグメント内のシンボルを示す。 2 図はモード1の場合のシンボルの配列を示す。モード2の場合はキャリア番号は0から215、モード3の場合はキャリア番号は0から431とする。 3 SPはSPシンボルを示し、キャリア番号方向については12キャリアに1回、シンボル番号方向については4シンボルに1回挿入する。 別表第八号 OFDMフレームの変調波スペクトルの配置(第11条第3項関係)  帯域の右端にはCPシンボルに対応するキャリアを配置する。 1 1セグメント形式のOFDMフレームを単独で送信する場合 2 3セグメント形式のOFDMフレームを単独で送信する場合 セグメント番号0は、部分受信部とする。 3 連結したOFDMフレームを送信する場合 1セグメント形式のOFDMフレームあるいは3セグメント形式のOFDMフレームを下記の例のように連結する。 別表第九号 搬送波を変調する信号の通信速度(第11条第7項関係)  搬送波を変調する信号の通信速度Bは、次式に示すとおりとする。 Ts:別表第六号、別表第十六号又は別表第二十四号に示すシンボル期間長 C :以下に示す伝送主シンボル、TMCCシンボル、SPシンボル、CPシンボル若しくはACシンボルに対応するキャリア数又はそれらの総数 モード1 モード2 モード3 伝送主シンボル 96×N 192×N 384×N 上記以外 12×N+1 24×N+1 48×N+1 (内訳) TMCCシンボル ns+5×nd 2×ns+10×nd 4×ns+20×nd SPシンボル 9×ns 18×ns 36×ns CPシンボル nd+1 nd+1 nd+1 ACシンボル 2×N+4×nd 4×N+9×nd 8×N+19×nd 計 108×N+1 216×N+1 432×N+1 伝送主シンボルが差動変調によるOFDMセグメント数:nd 伝送主シンボルが同期変調によるOFDMセグメント数:ns ((nd+ns=N)ただし、Nは、1セグメント形式のOFDMフレームの場合は1、3セグメント形式のOFDMフレームの場合は3、13セグメント形式のOFDMフレーム及び第20条に規定するOFDMフレームの場合は13とする。) 別表第十号 データセグメントの送出手順(第12条第2項関係)   注 1 キャリア変調マッピングの信号処理手順等は、別記1に示すとおりとする。 2 階層合成の信号処理手順は、別記2に示すとおりとする。 別記1 キャリア変調マッピング キャリア変調マッピングの形式は、伝送主信号に対して誤り訂正内符号化した信号については4分のπシフト差動4相位相変調、4相位相変調、16値直交振幅変調又は64値直交振幅変調とする。 1 4分のπシフト差動4相位相変調のためのキャリア変調マッピング (1) 信号処理手順 ア 位相計算は以下に示すとおりとする。 入力 P0’ P1’ 出力 θj 0 0 π/4 0 1 -π/4 1 0 3π/4 1 1 -3π/4 イ 位相シフトは以下に示すとおりとする。 ただし、(Ij,Qj)は出力されるシンボル、(Ij-1,Qj-1)はその1つ前のシンボルを示す。 (2) 位相図 2 4相位相変調のためのキャリア変調マッピング (1) 信号処理手順 (2) 位相図 3 16値直交振幅変調のためのキャリア変調マッピング (1) 信号処理手順 (2) 位相図 4 64値直交振幅変調のためのキャリア変調マッピング (1) 信号処理手順 (2) 位相図 注 1 ただし、P0からP5までは、誤り訂正内符号化後の0又は1の値とし、別表第十二号3の出力順によるものとする。 2 キャリア変調マッピングの前に、以下の遅延補正を設けることとする。ただし、Nはその階層が使用するセグメント数を表す。 キャリア変調マッピング 遅延補正量(ビット数) モード1 モード2 モード3 4分のπシフト差動4相位相変調4相位相変調 384×N-240 768×N-240 1536×N-240 16値直交振幅変調 768×N-480 1536×N-480 3072×N-480 64値直交振幅変調 1152×N-720 2304×N-720 4608×N-720 3 キャリア変調マッピングに際し、最大120ビットの遅延を入力側に挿入し、ビットインターリーブを行う。 4 位相図の点をZ(I+jQ)としたとき、以下に示す変調レベルの規格化を行うことにより、送信信号レベルを正規化する。 キャリア変調マッピング 規格化 4分のπシフト差動4相位相変調 Z/√2 4相位相変調 Z/√2 16値直交振幅変調 Z/√10 64値直交振幅変調 Z/√42 別記2 階層合成 キャリア変調マッピング後に各階層のシンボルを合成し、速度変換を行った上で、データセグメントを送出する。 注 1 ncの値はモード1の場合は96、モード2の場合は192、モード3の場合は384とする。 2 1セグメント形式のOFDMフレームの場合はNs1=1、Ns2=0及びNs3=0、3セグメント形式のOFDMフレームの場合はNs1=1、Ns2=2及びNs3=0、13セグメント形式のOFDMフレーム及び第20条に規定するOFDMフレームの場合はNs1+Ns2+Ns3=13とする。 別表第十一号 TMCC信号の構成(第13条第1項関係) TMCC信号の204ビットの符号割当ては、以下のとおりとする。 B0 TMCCシンボルのための復調基準信号 B1~B16 同期信号 B17~B19 セグメント形式識別 B20~B121 TMCC情報 B122~B203 パリティビット 注 1 TMCCシンボルのための復調基準信号は、別表第十九号に示すWiと同一の値をとるものとする。 2 同期信号は、w0=0011010111101110又はw1=1100101000010001とし、フレームごとにw0とw1を交互に送出するものとする。 3 セグメント形式識別は、差動変調の場合は111、同期変調の場合は000とする。 別表第十二号 地上基幹放送局を用いて行うデジタル放送の誤り訂正方式(第15条第2項、第13条第2項関係) 1 TSパケットの誤り訂正外符号は、短縮化リードソロモン(204,188)とする。短縮化リードソロモン(204,188)符号は、リードソロモン(255,239)符号において、入力データバイトの前に51バイトの00hを付加し、符号化後に先頭51バイトを除去することによって生成する。ここでリードソロモン(255,239)符号の多項式は次のとおりとする。 符号化生成多項式:g(x)=(x+λ0)(x+λ1)…(x+λ15) (λ=02h) 体生成多項式:p(x)=x8+x4+x3+x2+1 注 数値の後のhは、その数値が16進数表記であることを示す。 2 TMCCの誤り訂正符号は、差集合巡回符号(273,191)の短縮符号(184,102)とする。ここで差集合巡回符号(273,191)多項式は次のとおりとする。 符号化生成多項式:g(x)=x82+x77+x76+x71+x67+x66+x56+x52+x48+x40+x36+x34+x24+x22+x18+x10+x4+1 3 伝送主信号の誤り訂正内符号は、畳込み符号方式及びパンクチャド符号化方式の組み合わせによるものとする。 注 1 □Dは1ビット遅延素子を表す。 2 ○+は、排他的論理和の演算素子を表す。 3 パンクチャド符号の詳細は、次表のとおりとする。 パンクチャド符号詳細 (入力信号列C1,C0がパンクチャドパターンによりPnになる。) 入力 C1 C0 X1 Y1 X2 Y2 X3 Y3 X4 Y4 X5 Y5 X6 Y6 X7 Y7 X8 Y8 X9 Y9 符号化率 1/2 パンクチャドパターン ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ Pn X1 Y1 … 2/3 パンクチャドパターン ○× ○○ ○× ○○ ○× ○○ ○× ○○ ○ ○ Pn X1 Y1 Y2 … 3/4 パンクチャドパターン ○×○ ○○× ○×○ ○○× ○×○ ○○× Pn X1 Y1 Y2 X3 … 5/6 パンクチャドパターン ○×○×○ ○○×○× ○×○× ○○×○ Pn X1 Y1 Y2 X3 Y4 X5 … 7/8 パンクチャドパターン ○×××○×○ ○○○○×○× ○× ○○ Pn X1 Y1 Y2 Y3 Y4 X5 Y6 X7 … ○:伝送ビット ×:非伝送ビット Pnの欄ではパンクチャドパターン1周期分のみを具体的に示すものとし、「…」は以後同様のパターンを繰り返すことを意味する。 4 パンクチャド符号化はフレーム同期でリセットされるものとする。 別表第十三号 TMCCシンボル及びACシンボルの構成(第13条第4項、第14条第2項関係) TMCCシンボル及びACシンボルは、以下の構成とする。 B’iの値 変調信号の振幅(I,Q) 0 (4/3,0) 1 (-4/3,0) 注 1 TMCC信号については、差動符号化前の情報B0からB203に対し、差動符号化後の情報をB’0からB’203としたとき、 B’0=Wi(差動基準) B’k=Bk・1(○+)Bk(k=1~203、 ○+ :排他的論理和の演算素子) とする。ただし、Wiは別表第十四号に示すWiと同一の値をとるものとする。 2 AC信号については、上記注1を準用する。 別表第十四号 SPシンボル及びCPシンボルの構成(第14条第1項関係)  SP信号及びCP信号用の11次の電力拡散信号(x11+x9+1)は、下図に示す発生器により、全てのレジスタについて1を初期値としてセットし、OFDMフレームの全キャリアの左端から右端まで、キャリア番号ごとに順次連続して発生させるものとし、出力ビットWiに対し2相位相変調のためのキャリア変調マッピングを行うこととする。 注 1 各レジスタの初期値は、以下のとおりとする。 (1) 1セグメント形式のOFDMフレーム及び3セグメント形式のOFDMフレームによるもの OFDMフレームの中央の周波数を含むサブチャンネル番号 モード1の初期値 モード2の初期値 モード3の初期値 41,0,1 11100100101 00011011110 11100011101 2,3,4 11111111111 11111111111 11111111111 5,6,7 11011001111 01101011110 11011100101 8,9,10 01101011110 11011100101 10010100000 11,12,13 01000101110 11001000010 01110001001 14,15,16 11011100101 10010100000 00100011001 17,18,19 00101111010 00001011000 11100110110 20,21,22 11001000010 01110001001 00100001011 23,24,25 00010000100 00000100100 11100111101 26,27,28 10010100000 00100011001 01101010011 29,30,31 11110110000 01100111001 10111010010 32,33,34 00001011000 11100110110 01100010010 35,36,37 10100100111 00101010001 11110100101 38,39,40 01110001001 00100001011 00010011100 ただし、サブチャンネル番号とは、下図に示すように、6MHz帯域幅を1/7MHzごとに区切り、帯域の左端より番号付けしたものである。 (2) 13セグメント形式のOFDMフレーム及び第20条に規定するOFDMフレームによるもの セグメント番号 モード1の初期値 モード2の初期値 モード3の初期値 11 11111111111 11111111111 11111111111 9 11011001111 01101011110 11011100101 7 01101011110 11011100101 10010100000 5 01000101110 11001000010 01110001001 3 11011100101 10010100000 00100011001 1 00101111010 00001011000 11100110110 0 11001000010 01110001001 00100001011 2 00010000100 00000100100 11100111101 4 10010100000 00100011001 01101010011 6 11110110000 01100111001 10111010010 8 00001011000 11100110110 01100010010 10 10100100111 00101010001 11110100101 12 01110001001 00100001011 00010011100 2 変調信号の振幅は、以下のとおりとする。 Wiの値 変調信号の振幅(I,Q) 0 (4/3,0) 1 (-4/3,0) 3 別表第八号及び別表第十七号に示す帯域の右端のCP信号の変調信号は、以下のとおりとする。 右端のCPの変調信号 モード 変調信号の振幅(I,Q) モード1 (-4/3,0) モード2 (+4/3,0) モード3 (+4/3,0) 別表第十五号 伝送主信号の構成及び送出手順等(第15条第1項関係) 1 1多重フレームに含まれるTSパケット数 モード 1多重フレームに含まれるTSパケット数 ガードインターバル比1/4 ガードインターバル比1/8 ガードインターバル比1/16 ガードインターバル比1/32 1セグメント形式 モード1 80 72 68 66 モード2 160 144 136 132 モード3 320 288 272 264 3セグメント形式 モード1 320 288 272 264 モード2 640 576 544 528 モード3 1280 1152 1088 1056 13セグメント形式 モード1 1280 1152 1088 1056 モード2 2560 2304 2176 2112 モード3 5120 4608 4352 4224 注 1セグメント形式は1セグメント形式のOFDMフレームによるものを、3セグメント形式は3セグメント形式のOFDMフレームによるものを、13セグメント形式は13セグメント形式のOFDMフレーム及び第20条に規定するOFDMフレームによるものを表す。 2 伝送主信号の構成及び送出手順 注 1 TS再多重部において、多重フレームは、いずれかの階層で伝送されるTSパケット及び伝送主シンボルの生成に用いられないヌルデータの入ったTSパケットにより形成される。 2 階層に区分する場合には、キャリア変調マッピングの形式及び誤り訂正内符号の符号化率の組み合わせに応じて、TSパケットの同期バイトの次のバイトから次のTSパケットの同期バイトまでの204バイト単位で階層に分割する。ただし、最大階層数は、1セグメント形式のOFDMフレームについては1、3セグメント形式のOFDMフレームについては2とし、13セグメント形式のOFDMフレーム及び第20条に規定するOFDMフレームについては3とする。 3 ビット単位で信号処理を行う場合には、当該バイトの最上位ビットから先に行うこととする。 4 電力拡散信号は、別記1のとおりとする。 5 バイトインターリーブは、別記2のとおりとする。 別記1 電力拡散信号 1多重フレームを周期とし、各多重フレームの先頭の1バイトの次のバイトからX15+X14+1(15次M系列)により発生する擬似乱数符号系列を加算する。ただし、この間、周期内のTSパケットの同期バイトには加算は行わないが、擬似乱数符号系列の発生は継続するものとする。 別記2 バイトインターリーブ 1 バイトインターリーブは、204バイトのTSパケットに対して、畳込みインターリーブを行うものとする。また、インターリーブの深さは12バイトとする。ただし、同期バイトの次のバイトは遅延なしのパス0を通過するものとし、入力と出力は1バイトごとに、パス0、パス1、パス2、…パス11、パス0、パス1、パス2…と順次巡回的に切替えることとする。 2 バイトインターリーブの前に、以下の遅延補正を設けることとする。 ただし、Nはその階層が使用するセグメント数を表す。 キャリア変調マッピング 畳込み符号 遅延補正量(TSパケット数) モード1 モード2 モード3 4分のπシフト差動4相位相変調 4相位相変調 1/2 12×N-11 24×N-11 48×N-11 2/3 16×N-11 32×N-11 64×N-11 3/4 18×N-11 36×N-11 72×N-11 5/6 20×N-11 40×N-11 80×N-11 7/8 21×N-11 42×N-11 84×N-11 16値直交振幅変調 1/2 24×N-11 48×N-11 96×N-11 2/3 32×N-11 64×N-11 128×N-11 3/4 36×N-11 72×N-11 144×N-11 5/6 40×N-11 80×N-11 160×N-11 7/8 42×N-11 84×N-11 168×N-11 64値直交振幅変調 1/2 36×N-11 72×N-11 144×N-11 2/3 48×N-11 96×N-11 192×N-11 3/4 54×N-11 108×N-11 216×N-11 5/6 60×N-11 120×N-11 240×N-11 7/8 63×N-11 126×N-11 252×N-11 別表第十六号 搬送波を変調する信号を求める方程式(第20条第1項関係) ここで s(t):RF信号 fc:RF信号の中心周波数 n:シンボル番号 k:セグメント11番のキャリア0番を0とする全帯域連続なキャリア番号 K:キャリア総数(モード1:1405、モード2:2809、モード3:5617) Kc:RF信号の中心周波数に対応するキャリア番号(モード1:702、モード2:1404、モード3:2808) c(n,k):シンボル信号n、キャリア番号kに対応する複素信号点ベクトル Tg:ガードインターバル期間長 Ts:シンボル期間長(Ts=Tu+Tg) Tu:有効シンボル期間長(Tu=7(K-1)/39×10-6、キャリア間隔:1/Tu) 別表第十七号 OFDMフレームの変調波スペクトルの配置(第20条第2項関係)  部分受信部を挿入する場合には、セグメント番号0に挿入し、順次セグメント番号に従って、差動変調部、同期変調部と配置する。なお、帯域の右端には、CPシンボルに対応するキャリアを配置する。 別表第十八号 セグメント番号0に配置されるACシンボルを生成するAC信号の構成(第22条第2項関係)  セグメント番号0に配置されるACシンボルを生成するAC信号の204ビットの符号割当ては、以下のとおりとする。 B0 ACシンボルのための復調基準信号 B1~B3 構成識別 B4~B203 変調波の伝送制御に関する付加情報又は地震動警報情報 注 1 ACシンボルのための復調基準信号は、別表第十四号に示すWiと同一の値をとるものとする。 2 構成識別は、変調波の伝送制御に関する付加情報を伝送する場合は000、010、011、100、101又は111とし、地震動警報情報を伝送する場合は001又は110とする。 3 地震動警報情報の構成については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。 別表第十九号 地上基幹放送局、11.7GHzを超え12.2GHz以下の周波数の電波を使用する衛星基幹放送局及び12.2GHzを超え12.75GHz以下の周波数の電波を使用する高度狭帯域伝送デジタル放送を行うための衛星基幹放送局を用いて行う標準テレビジョン放送、高精細度テレビジョン放送及び超高精細度テレビジョン放送のうちデジタル放送の輝度信号及び色差信号の方程式(第23条第1項、第63条第1項及び第81条の2第1項関係) Y=INT[219DE’Y+16D+0.5] CR=INT[224DE’CR+128D+0.5] CB=INT[224DE’CB+128D+0.5](標記は十進数) 注 1 INT[A]は、実数Aの整数部分を表す。 2 Yは輝度信号、CR及びCBは色差信号とし、Dは八桁の二進数で量子化する場合1、十桁の二進数で量子化する場合4とする。 3 E’Y、E’CR及びE’CBは、次のとおりとする。 E’Y=0.2126E’R+0.7152E’G+0.0722E’B E’CR=(E’R-E’Y)/1.5748 E’CB=(E’B-E’Y)/1.8556 ただし、E’R、E’G及びE’Bはそれぞれ画素を走査した時に生ずる赤、緑及び青の各信号電圧をガンマ補正(受像管の赤、緑及び青に対する輝度が正しく再現されるよう送信側においてそれぞれの信号電圧ER、EG及びEBを受像管の特性の逆特性を持つように補正することをいう。)した電圧(基準白色レベルで正規化された電圧)であって、CIE表示系(国際照明委員会において制定した平面座標による色彩の定量的表示系をいう。)において次の表に掲げるx及びyの値を有する赤、緑及び青を三原色とする受像管に適合するものとする。 x y 赤 0.640 0.330 緑 0.300 0.600 青 0.150 0.060 ガンマ補正は、以下の特性によるものとする。 V=1.099L0.45-0.099 (1.00≧L≧0.018) V=4.500L (0.018>L≧0) ただし、Vは映像信号のカメラ出力及びLはカメラの入力光とし、いずれも下記4に示す基準白色により正規化した値とする。 4 基準白色は、次のとおりとする。 色差信号は白色の被写体に対して零になるものとする。 x y 白 0.3127 0.3290 別表第二十号 映像信号の各パラメータ(第23条第4項及び第81条の2第4項第1号関係) 走査線数 525本 525本 750本 1125本 有効走査線数 483本 483本 720本 1080本 走査方式 1本おき 順次 順次 1本おき フレーム周波数 30/1.001Hz 60/1.001Hz 60/1.001Hz 30/1.001Hz フィールド周波数 60/1.001Hz 60/1.001Hz 画面の横と縦の比 16:9又は4:3 16:9 16:9 16:9 水平走査の繰返し周波数fH 15.750/1.001kHz 31.500/1.001kHz 45.000/1.001kHz 33.750/1.001kHz 標本化周波数 輝度信号 13.5MHz 27MHz 74.25/1.001MHz 74.25/1.001MHz 色差信号 6.75MHz 13.5MHz 37.125/1.001MHz 37.125/1.001MHz 1走査線当たりの標本化数 輝度信号 858 858 1650 2200 色差信号 429 429 825 1100 1走査線当たりの有効標本化数 輝度信号 720 720 1280 1920 色差信号 360 360 640 960 ろ波特性 別記1 別記2 別記3 水平同期信号 別記4 別記5 別記6 垂直同期信号 別記7 別記8 別記9 別記10 別記1 走査線数が525本であって、走査方式が1本おきの場合のろ波特性 輝度信号の減衰周波数特性(100kHzの値に対する相対値) 色差信号の減衰周波数特性(100kHzの値に対する相対値) 別記2 走査線数が525本であって、走査方式が順次の場合のろ波特性 輝度信号の減衰周波数特性(100kHzの値に対する相対値) 色差信号の減衰周波数特性(100kHzの値に対する相対値) 別記3 走査線数が750本であって、走査方式が順次の場合及び走査線数が1125本であって、走査方式が1本おきの場合のろ波特性 輝度信号の減衰周波数特性(100kHzの値に対する相対値) 色差信号の減衰周波数特性(100kHzの値に対する相対値) 別記4 走査線数が525本であって、走査方式が1本おき及び順次の場合の水平同期信号 水平同期信号のタイミング及びレベル 記号 項目 規定値 走査線数が525本であって、走査方式が1本おきの場合 走査線数が525本であって、走査方式が順次の場合 H 水平走査期間(μs) 1001/15.75 1001/31.5 a 水平ブランキング期間(μs) 10.70 5.35 b 映像信号開始点(μs) 9.20 4.60 c 映像信号終了点(μs) 1.50 0.75 d 負極性パルス幅(μs) 4.70 2.35 e 水平ブランキング立ち下がり時間(10―90%)(μs) 0.14 0.07 f 水平同期信号立ち下がり/立ち上がり時(10―90%)(μs) 0.14 0.07 Sm 負極性パルス振幅(mV) 300 V 映像信号振幅(mV) 700 別記5 走査線数が750本であって、走査方式が順次の場合の水平同期信号 水平同期信号のレベル 記号 項目 規定値 Sm 負極性パルス振幅(mV) 300 Sp 正極性パルス振幅(mV) 300 V 映像信号振幅(mV) 700 水平同期信号のタイミング 記号 項目 規定値 a 負極性パルス開始点(T) 40 b 映像信号終了点(T) 110 水平同期信号のレベルc 正極性パルス終了点(T) 40 d 映像信号開始点(T) 260 e パルス立ち上がり/立ち下がり時間(T) 4 注 Tは基準クロック期間を示し、輝度標本化周波数の逆数である。 別記6 走査線数が1125本であって、走査方式が1本おきの場合の水平同期信号 水平同期信号のレベル 記号 項目 規定値 Sm 負極性パルス振幅(mV) 300 Sp 正極性パルス振幅(mV) 300 V 映像信号振幅(mV) 700 水平同期信号のタイミング 記号 項目 規定値 a 負極性パルス開始点(T) 44 b 映像信号終了点(T) 88 c 正極性パルス終了点(T) 44 d クランプ終了点(T) 132 e 映像信号開始点(T) 192 f パルス立ち上がり/立ち下がり時間(T) 4 注 Tは基準クロック期間を示し、輝度標本化周波数の逆数である。 別記7 走査線数が525本であって、走査方式が1本おきの場合の垂直同期信号 垂直同期信号のタイミング 記号 項目 規定値 F 垂直走査期間(ms) 1001/30 D 垂直ブランキング期間 21H+a A 等化パルス期間 3H B 垂直同期パルス期間 3H C 等化パルス期間 3H s 垂直同期パルスの立ち上がり/立ち下がり時間(10―90%)(μs) 0.14 p 等化パルス幅(μs) 2.30 q 垂直セレーションパルス幅(μs) 4.70 注 H、a、b、c、Sm及びVは、別記4に示す値とする。 別記8 走査線数が525本であって、走査方式が順次の場合の垂直同期信号 垂直同期信号のタイミング 記号 項目 規定値 F 垂直走査期間(ms) 1001/60 D 垂直ブランキング期間 42H+a A 垂直ブランキング期間の開始点直後の水平同期パルス開始点から垂直同期パルスの開始点 6H B 垂直同期パルス期間 6H C 垂直同期パルスの終了点直後の水平同期パルス開始点から垂直ブランキング期間の終了点直前の水平同期パルス開始点 30H s 垂直同期パルスの立ち上がり/立ち下がり時間(10―90%)(μs) 0.07 q 垂直セレーションパルス幅(μs) 2.35 注 H、a、b、c、Sm及びVは、別記4の値とする。 別記9 走査線数が750本であって、走査方式が順次の場合の垂直同期信号 垂直同期信号及びフィールドに関する規定 記号 項目 規定値 H 1ライン期間(T) 1650 h 垂直同期パルス幅(T) 1280 画面の最上部のライン #26 画面の最下部のライン #745 垂直ブランキング期間 30H フレームの開始 #1 注 Tは基準クロック期間を示し、輝度信号標本化周波数の逆数である。 別記10 走査線数が1125本であって、走査方式が1本おきの場合の垂直同期信号 垂直同期信号及びフィールドに関する規定 記号 項目 規定値 H 1ライン期間(T) 2200 g 1/2ライン期間(T) 1100 h 垂直同期パルス幅(T) 880 画面の最上部のライン 最初のフィールド #21 次のフィールド #584 画面の最下部のライン 最初のフィールド #560 次のフィールド #1123 垂直ブランキング期間 最初のフィールド 22H 次のフィールド 23H フィールドの開始 最初のフィールド #1 次のフィールド #564 注 Tは基準クロック期間を示し、輝度信号標本化周波数の逆数である。 別表第二十一号 使用する周波数帯幅(第26条第1項関係) (6000/14×n+38.48)kHzを小数点以下切り上げた値 ただし、nは第28条第2項のOFDMフレームに含まれるOFDMセグメントの数。 別表第二十二号 IPパケットの構成(第24条の3第1項第2号関係) 1 IPv4パケット IPv4ヘッダ部 UDPヘッダ部 データ部 64ビット 8×Nビット 注 1 IPv4ヘッダ部及びUDPヘッダ部は、IPv4パケットの種類の識別のために使用する。 2 データ部は、データ伝送のために使用する。 3 Nは正の整数を示す。 2 IPv6パケット IPv6ヘッダ部 UDPヘッダ部 データ部 64ビット 8×Nビット 注 1 IPv6ヘッダ部及びUDPヘッダ部は、IPv6パケットの種類の識別のために使用する。 2 データ部は、データ伝送のために使用する。 3 Nは正の整数を示す。 別表第二十三号 ULEパケットの構成(第24条の3第1項第3号及び第27条第1項第3号関係) ヘッダ部 データ部 CRC 32ビット 注 1 ヘッダ部は、ULEパケットの種類の識別のために使用する。 2 データ部は、データ伝送のために使用する。 3 CRCは、データの誤り検出のための符号とする。 別表第二十三号の二 ACシンボルを生成するAC信号の構成(第24条の4の2第2項関係) ACシンボルを生成するAC信号の204ビットの符号割当ては、以下のとおりとする。 B0 ACシンボルのための復調基準信号 B1~B3 構成識別 B4~B203 変調波の伝送制御に関する付加情報、地震動警報情報又は地域の防災・安全情報 注 1 ACシンボルのための復調基準信号は、別表第十四号に示すWiと同一の値をとるものとする。 2 構成識別は、変調波の伝送制御に関する付加情報を伝送する場合は000、010、011、100、101又は111とし、地震動警報情報又は地域の防災・安全情報を伝送する場合は001又は110とする。 3 地震動警報情報及び地域の防災・安全情報の構成については、総務大臣が別に告示するところによるものとする。 別表第二十四号 搬送波を変調する信号を求める方程式(第28条第1項関係) ここで s(t):RF信号 fc:送信波に含まれるいずれかのOFDMセグメントの中央の周波数 n:シンボル番号 S1:1セグメント形式のOFDMフレームの数 S13:13セグメント形式のOFDMフレームの数 b:1セグメント形式及び13セグメント形式のOFDMフレームの番号(周波数軸上左端のOFDMフレームを0とする) N(b):OFDMフレームbのキャリア総数 (ただし、b≠S1+S13-1であるOFDMフレームについては、 1セグメント形式の場合、モード1:108、モード2:216、モード3:432、 13セグメント形式の場合、モード1:1404、モード2:2808、モード3:5616、 b=S1+S13-1であるOFDMフレームについては、送信波全体の周波数軸上右端にあるCPを含めて 1セグメント形式の場合、モード1:109、モード2:217、モード3:433、 13セグメント形式の場合、モード1:1405、モード2:2809、モード3:5617) k:OFDMフレームごとのキャリア番号(周波数軸上左端のキャリア番号を0とする) c(b,n,k):OFDMフレームb、シンボル番号n、キャリア番号kに対応する複素信号点ベクトル Tu:有効シンボル期間長 Tg:ガードインターバル期間長 (ただし、b≠S1+S13-1であるOFDMフレームについては、 1セグメント形式の場合、Tu=7N(b)/3×10-5、 13セグメント形式の場合、Tu=7N(b)/39×10-5、 b=S1+S13-1であるOFDMフレームについては、 1セグメント形式の場合、Tu=7(N(b)-1)/3×10-5、 13セグメント形式の場合、Tu=7(N(b)-1)/39×10-5) Ts:シンボル期間長(Ts=Tu+Tg) Kc(b):OFDMフレームbの中央の周波数に対応するキャリア番号 (1セグメント形式の場合、モード1:54、モード2:108、モード3:216、13セグメント形式の場合、モード1:702、モード2:1404、モード3:2808) Kfc:fcに対応するキャリア番号(ただし、キャリア番号は、連結送信の場合を含め、送信波全体の周波数軸上左端にあるキャリア番号を0とし、送信波全体で連続した番号を用いて表す) Wk,b:別表第十四号に示すWiの値のうちOFDMフレームbのキャリア番号kに対応する値 別表第二十五号 OFDMフレームの変調波スペクトルの配置(第28条第1項及び第2項関係) 1 13セグメント形式のOFDMフレームを単独で送信する場合 2 連結したOFDMフレームを送信する場合 1セグメント形式のOFDMフレームと13セグメント形式のOFDMフレームを下記の例のように連結する。13セグメント形式のOFDMフレームは、部分受信部を挿入する場合には、セグメント番号0に挿入し、順次セグメント番号に従って、差動変調部、同期変調部と配置し、帯域の右端には、CPシンボルに対応するキャリアを配置する。 別表第二十六号 映像信号の符号化パラメータ(第24条の5第2項関係) 最大フレーム周波数 30Hz 30Hz 30Hz 30Hz 30Hz 30Hz 30Hz 30Hz 30Hz 30Hz 30Hz 30Hz 30Hz 30Hz 30Hz 画面の横と縦の比 16:9 4:3 4:3 16:9 4:3 16:9 4:3 4:3 16:9 4:3 4:3 16:9 4:3 4:3 16:9 水平方向の映像の輝度信号の画素数 160 160 176 176 176 320 320 352 352 352 352 352 640 720 720 水平方向の映像の色差信号の画素数 80 80 88 88 88 160 160 176 176 176 176 176 320 360 360 垂直方向の映像の輝度信号の画素数 90 120 120 120 144 180 240 240 240 288 480 480 480 480 480 垂直方向の映像の色差信号の画素数 45 60 60 60 72 90 120 120 120 144 240 240 240 240 240 別表第二十七号 同期パケット及びファイル伝送パケットの構成(第36条第1項第1号関係) 1 同期パケット ヘッダ部 データ部 注 1 ヘッダ部は、同期パケットの種類の識別及び同期パケット間の同期のために使用する。 2 データ部は、データ伝送のために使用する。 2 ファイル伝送パケット ヘッダ部 データ部 注 1 ヘッダ部は、ファイル伝送パケットの種類の識別のために使用する。 2 データ部は、データ伝送のために使用する。 別表第二十八号 トランスポートフレームの構成(第36条第1項第2号関係) 注 1 ヘッダ部は、トランスポートフレームの分割・結合のために使用する。 2 データ部は、データ伝送のために使用する。 3 CRCは、データの誤り検出のための符号とし、省略してもよい。 4 パディングは、トランスポートフレームの長さを調整するために使用し、省略してもよい。 別表第二十九号 データチャネルMACプロトコルカプセルの構成(第36条第1項第3号関係) 注 1 スタッフィングは、データチャネルMACプロトコルカプセルの長さを調整するために使用する。 2 パディングは、ストリーム0の長さを調整するために使用する。 3 トレーラーは、ストリーム0、1及び2の構成の識別並びに連続するデータチャネルMACプロトコルカプセルの集合に関する情報の伝送のために使用する。 4 パリティは、誤り訂正外符号のために使用する。 5 誤り訂正外符号は、別記に示すリードソロモン符号方式とする。 6 スタッフィング、第36条第1項第3号に規定する共通情報、放送番組に関する権利を示す情報、パディング、トレーラー及びパリティ並びにストリーム2又はストリーム1のうち一方は、省略してもよい。 別記 誤り訂正外符号方式 データチャネルMACプロトコルカプセル及びコントロールチャネルMACプロトコルカプセルに用いる誤り訂正外符号は、符号化率8/16、12/16又は14/16のリードソロモンとする。ここでリードソロモン符号の多項式は次のとおりとする。 符号化生成多項式:g(x)=x8+α44x7+α231x6+α70x5+α235x4+α70x3+α231x2+α44x+1(符号化率8/16の場合) 符号化生成多項式:g(x)=x4+α201x3+α246x2+α201x+1(符号化率12/16の場合) 符号化生成多項式:g(x)=x2+α152x+1(符号化率14/16の場合) 体生成多項式:p(x)=x8+x4+x3+x2+1 別表第三十号 物理層パケットの構成(第36条第1項第4号関係) データ部 CRC 未定義 テール部 122バイト 2バイト 2ビット 6ビット 注 1 データ部は、データ伝送のために使用する。 2 CRCは、データの誤り検出のための符号とする。 3 未定義の値は、全て‘0’とする。 4 テール部の値は、全て‘0’とする。 別表第三十一号 コントロールプロトコルパケットの構成(第36条第3項第1号関係) ヘッダ部 データ部 パディング 32又は40ビット 8×Nビット 注 1 Nは、正の整数を示す。 2 ヘッダ部は、コントロールプロトコルパケットの識別のために使用する。 3 データ部は、データ伝送のために使用する。 4 パディングは、コントロールプロトコルパケットの長さを調整するために使用する。 別表第三十二号 コントロールチャネルMACプロトコルカプセルの構成(第36条第3項第2号関係) 注 1 ヘッダ部は、コントロールチャネルMACプロトコルカプセル識別のために使用する。 2 データ部は、データ伝送のために使用する。 3 パリティは、誤り訂正外符号のために使用し、省略してもよい。 4 誤り訂正外符号は、別表第二十九号別記に示すリードソロモン符号方式とする。 別表第三十三号 ガードインターバルの付加(第37条第1項関係)  ガードインターバルは、以下に示すとおり、逆高速フーリエ変換の出力データのうち時間的に後端の出力データを有効シンボルの前に、前端の出力データを有効シンボルの後にそれぞれ付加するものとする。 注 有効シンボルは、別表第三十五号に示す有効シンボル期間長に対応する出力データとする。 別表第三十四号 搬送波を変調する信号を求める方程式(第37条第1項関係) SRF(t)=Re{SBB(t)}・cos(2πfct)―Im{SBB(t)}・sin(2πfct) ここで ym(t)=xm(t)・w(t) SRF(t):RF信号 SBB(t):ベースバンド信号 fc:中心周波数 ym(t):ウィンドウ処理信号 m:シンボル番号(スーパーフレームの最初のシンボル番号を0とする) Ts,k:サブキャリア番号kのシンボル期間長 xm(t):逆高速フーリエ変換後の連続信号 w(t):ウィンドウ関数 TWGI:ウィンドウガードインターバル期間長(TWGI=17/B) T’s:全シンボル期間長(T’s=Tu+TWGI+TFGI+TPFI+TWGI) NFFT:サブキャリア総数(ただし、1024、2048、4096又は8192) k:サブキャリア番号(周波数軸上左端のキャリア番号を0とする) Xk,m:複素変調シンボル (Δf)SC:サブキャリア間隔((Δf)SC=B/NFFT) TFGI:フラットガードインターバル期間長 Tu:有効シンボル期間長(Tu=NFFT/B) TPFI:ポストフィックスインターバル期間長(ただし、ポストフィックスインターバル期間長は、別記に示すとおりとする) B:使用する周波数帯幅 注 1 サブキャリア総数は、TDMパイロット1シンボル、WICシンボル、LICシンボル及びSPCシンボルの場合は、4096とする。 2 Im{A}は、Aの虚部を表すものとする。 別記 ポストフィックスインターバル期間長 ポストフィックスインターバル期間長は、次に示すとおりとする。 1 TDMパイロット2シンボルのポストフィックスインターバル期間長は、サブキャリア総数のうち伝送主シンボル、TDMパイロット2シンボル、TPCシンボル、FDMパイロットシンボル、OISシンボル、スタッフシンボル及びPPCシンボルに共通して適用されるもの(以下「共通サブキャリア総数」という。)により以下のとおりとする。 共通サブキャリア総数 ポストフィックスインターバル期間長 1024 1024/B 2048 2048/B 4096 0 8192 8192/B 2 TPCシンボルのうちスーパーフレームの最後に伝送されるもののポストフィックスインターバル期間長は、スーパーフレームを1秒とするために要する長さとする。 3 伝送主シンボル、TDMパイロット1シンボル、WICシンボル、LICシンボル、TPCシンボル(2に掲げるものを除く。)、OISシンボル、FDMパイロットシンボル、スタッフシンボル、PPCシンボル及びSPCシンボルのポストフィックスインターバル期間長は、0とする。 別表第三十五号 スーパーフレームにおける各シンボルの配置(第37条第2項関係) 注 1 スーパーフレームを構成するシンボル(TDMパイロット1シンボルを除く。)は、割り当てられたスロット(500変調シンボルの集合をいう。以下この表から別表第四十四号までにおいて同じ。)により、別記1に示すとおりサブキャリアに割り当てられるものとする。 2 TDMパイロット1シンボルは、共通サブキャリア総数により別記2に示すとおりサブキャリアに割り当てられるものとする。 3 PPCシンボルは、省略してもよい。 4 スーパーフレームの長さは、1秒とする。 別記1  スロットのサブキャリア割当て  スロットに割り当てられるシンボルが、スーパーフレームを構成するシンボル(TDMパイロット1シンボル、TDMパイロット2シンボル、PPCシンボル及びSPCシンボルを除く。)である場合は次に示す1又は2によって、TDMパイロット2シンボルである場合は次に示す3によって割り当てられるインターレース番号のインターレースにより、PPCシンボル及びSPCシンボルである場合はスロット番号と同一のインターレース番号のインターレースにより伝送されるものとする。ただし、インターレース番号n(n=0,1,2,…,7)のインターレースは、共通サブキャリア総数により以下のサブキャリア番号のサブキャリアの集合を表すものとする。 共通サブキャリア総数 インターレース番号n サブキャリア番号 1024 0 16+i×8(i=0,1,2,…,61,63,…,124) 1,2,3 16+i×8+n(i=0,1,2,…,124) 4,5,6,7 8+i×8+n(i=0,1,2,…,124) 2048 0 24+i×8(i=0,1,2,…,124,126,…,250) 1,2,3,4,5,6,7 24+i×8+n(i=0,1,2,…,249) 4096 0 48+i×8(i=0,1,2,…,249,251,…,500) 1,2,3,4,5,6,7 48+i×8+n(i=0,1,2,…,499) 8192 0 96+i×n(i=0,1,2,…,499,501,…,1000) 1,2,3,4,5,6,7 96+i×8+n(i=0,1,2,…,999) 1 マッピング1によるインターレース割当て 2 マッピング2によるインターレース割当て シンボル番号jのスロット番号0に割り当てられるインターレース番号n0,jは、シンボル番号jを8で除した剰余により以下のとおりとする。 jmod8 n0,j 0 0 1 3 2 6 3 1 4 4 5 7 6 2 7 5 シンボル番号jのスロット番号m(m=1,2,…,7)に割り当てられるインターレース番号nm,jは、次式により与えられる。 nm,j=(n0,j+D[(m-1-(2×j)mod7)mod7])mod8 ただし、D[x]は、xにより以下のとおりとする。 x D[x] 0 7 1 2 2 4 3 6 4 1 5 5 6 3 3 TDMパイロット2シンボルのインターレース割当て 共通サブキャリア総数 スロット数 インターレース番号 1024 1 1,3,5,7 7 0,2,4,6 2048 0 3,7 1 2,6 2 1,5 7 0,4 4096/8192 マッピング1によるインターレース割当てのうちシンボル番号3のものと同一とする。 注 1 マッピング1によるインターレース割当ては、1周期分のみを示すものとし、「…」は繰り返すことを意味する。 2 WICシンボル及びLICシンボルは、マッピング1によりサブキャリア割当てを行うものとする。 別記2  TDMパイロット1シンボルのサブキャリア割当て 共通サブキャリア総数 サブキャリア番号 1024 128+i×128(i=0,1,2,…,14,16,…,30) 2048 64+i×64(i=0,1,2,…,30,32,…,62) 4096 64+i×32(i=0,1,…,61,63,…,124) 8192 48+i×16(i=0,1,…,124,126,…,250) 別表第三十六号 キャリア変調マッピング(第38条―第40条関係) 1 四相位相変調の位相図 注 ただし、Dは伝送主シンボル、TDMパイロット2シンボル(共通サブキャリア総数が4096の場合を除く。)、TPCシンボル、OISシンボル、スタッフシンボル、PPCシンボルのうち予約状態のPPC信号から生成されるもの及びFDMパイロットシンボルにおいては1/√2、TDMパイロット1シンボルにおいては4√4096/NFFT(NFFTは共通サブキャリア総数)、WICシンボル、LICシンボル及びPPCシンボルのうち非アクティブ状態のPPC信号から生成されるものにおいては2、TDMパイロット2シンボルのうち共通サブキャリア総数が4096のものにおいては1、PPCシンボルのうち識別状態のPPC信号から生成されるものにおいては割当てスロット番号により、以下に示すとおりとし、SPCシンボルにおいては2√2とする。 共通サブキャリア総数 割当てスロット番号 D 1024/2048/4096 0,1,2,4,6 2/3 1024/2048/4096 3 4/3 8192 0,2,4,6 2/3 8192 1 2√2/3 8192 3 4√2/3 2 16値直交振幅変調の位相図 3 16値直交振幅階層変調の位相図 注1 α及びβは、ベースコンポーネント(S1とS3の組をいう。以下この表において同じ。)と拡張コンポーネント(S0とS2の組をいう。以下この表において同じ。)のエネルギー比rによって次式により与えられる。 α=√r/2(1+r) β=√1/2(1+r) 2 ベースコンポーネントのみの階層変調を行う場合は、4相位相変調の位相図を準用するものとし、D=1/√2とする。 別表第三十七号 伝送主信号の構成及び送出手順(第41条関係) 伝送主信号は、物理層パケット単位処理又は16個の物理層パケットを単位として行うブロック単位処理により生成されるものとする。 1 物理層パケット単位処理 2 ブロック単位処理 注 1 内符号化の誤り訂正方式は、別記1に示すターボ符号化方式とする。 2 ビットインターリーブは、別記2のとおりとする。 3 サブパケットは、ビットインターリーブされた信号を分割したものをいい、サブパケットインターリーブは、サブパケットの順序を並び替えることをいう。 4 スロット割当ては、スロット番号1から7までのうち1又は連続した複数のスロット番号とする。 5 電力拡散は、別記3のとおりとする。 6 拡張物理層パケットは、16値直交振幅階層変調による変調マッピングを行う場合に別表第三十六号の3注1に規定する拡張コンポーネントに割り当てられる物理層パケットをいう。 別記1 ターボ符号化方式 注 1 入力ビットは、物理層パケット単位処理の場合は物理層パケットのうちテール部を除いたものとし、ブロック単位処理の場合は16の物理層パケットから生成される15994ビットの符号系列とする。 2 §○+§は、排他的論理和の演算素子を表す。 3 □は1ビット演算子を表す。 4 入力ビット数の回数符号を発生させた後、要素符号化器1及び2のスイッチを下に切り替え、要素符号化器1のみから3回符号を発生させ、要素符号化器2のみから3回符号を発生させるものとする。 5 ターボインターリーブは、以下のとおりとする。 (1) 物理層パケット単位処理 ターボインターリーブへの入力ビット(p993,p992,…,p0)は、カウンタ値m(m=0,1,2,…,1024)から与えられる値nmによりpnmが順に出力されるものとし、mの初期値を0とし、これを全ての入力ビットが出力されるまでmを1ずつ増加して繰り返すものとする。 ただし、nmは、 ‘i9i8i7i6i5i4i3i2i1i0':カウンタ値mを2進数表示したもの I0:‘i4i3i2i1i0'を10進数表示した値 I1:‘i9i8i7i6i5’を10進数表示した値 D[x]:xにより以下の表から与えられる値 ‘j4j3j2j1j0’:D[I0]×(I1+1)により求められる値を2進数表示したものの下位5ビット x D[x] x D[x] 0 27 16 21 1 3 17 19 2 1 18 1 3 15 19 3 4 13 20 29 5 17 21 17 6 23 22 25 7 13 23 29 8 9 24 9 9 3 25 13 10 15 26 23 11 3 27 13 12 13 28 13 13 1 29 1 14 13 30 13 15 29 31 13 としたとき、‘i0i1i2i3i4j4j3j2j1j0’を10進数表示した値とし、nmが994以上の場合は出力しないこととする。 (2) ブロック単位処理 ターボインターリーブの入力ビット(p15993,p15992,…,p0)は、カウンタ値m(m=0,1,2,…,16384)から与えられる値nmによりpnmが順に出力されるものとし、mの初期値を0とし、これを全ての入力ビットが出力されるまでmを1ずつ増加して繰り返すものとする。 ただし、nmは、 ‘i13i12i11…i2i1i0’:カウンタ値mを2進数表示したもの I0:‘i4i3i2i1i0’を10進数表示した値 I1:‘i13i12i11i10i9i8i7i6i5’を10進数表示した値 D[x]:xにより以下の表から与えられる値 ‘j8j7j6j5j4j3j2j1j0’:D[I0]×(I1+1)により求められる値を2進数表示したものの下位9ビット x D[x] x D[x] 0 13 16 509 1 335 17 215 2 87 18 47 3 15 19 425 4 15 20 295 5 1 21 229 6 333 22 427 7 11 23 83 8 13 24 409 9 1 25 387 10 121 26 193 11 155 27 57 12 1 28 501 13 175 29 313 14 421 30 489 15 5 31 391 としたとき、‘i0i1i2i3i4j8j7j6j5j4j3j2j1j0’を10進数表示した値とし、nmが15994以上の場合は出力しないこととする。 6 パンクチャドパターンの詳細は、以下のとおりとする。 (1) 物理層パケット単位処理における物理層パケット(テール部を除く。)のパンクチャドパターン 符号化率 1/2 1/3 2/3 入力 X 11… 11… 1111… Y0 10… 11… 1000… Y1 00… 00… 0000… X’ 00… 00… 0000… Y’0 01… 11… 0001… Y’1 00… 00… 0000… 注 1 1は伝送ビット、0は非伝送ビットを表すものとする。以下この表において同じ。 2 出力順は上から下の順とする。以下この表において同じ。 3 パンクチャドパターンは、1周期分のみを示すこととし、「…」は以後同様のパターンを繰り返すことを意味する。以下この表において同じ。 (2) 物理層パケット単位処理における物理層パケットのうちテール部のパンクチャドパターン 符号化率 1/2 1/3 2/3 入力 X 111000 111000 111000 Y0 111000 111000 101000 Y1 000000 000000 000000 X’ 000111 000111 000111 Y’0 000111 000111 000010 Y’1 000000 000000 000000 注 符号化率1/3でX及びX’を出力する場合は、同じ値を2度出力することとする。 (3) ブロック単位処理における物理層パケット(テール部を除く。)のパンクチャドパターン 符号化率 2/7 1/3 4/11 2/5 4/9 1/2 4/7 2/3 入力 X 1111… 11… 11111111… 1111… 11111111… 11… 11111111… 1111… Y0 0001… 11… 00000000… 0000… 00000000… 10… 01001010… 1000… Y1 1111… 00… 01111111… 1110… 01101101… 00… 00000000… 0000… X’ 0000… 00… 00000000… 0000… 00000000… 00… 00000000… 0000… Y’0 0100… 11… 00000000… 0000… 00000000… 01… 10100100… 0001… Y’1 1111… 00… 11110111… 1011… 11010110… 00… 00000000… 0000… (4) ブロック単位処理における物理層パケットのうちテール部のパンクチャドパターン 符号化率 2/7 1/3 4/11 2/5 4/9 1/2 4/7 2/3 入力 X 111000 111000 111000 111000 111000 111000 111000 111000 Y0 101000 111000 111000 101000 111000 111000 101000 101000 Y1 111000 000000 111000 111000 000000 000000 000000 000000 X’ 000111 000111 000111 000111 000111 000111 000111 000111 Y’0 000010 000111 000011 000010 000111 000111 000010 000010 Y’1 000111 000000 000111 000111 000000 000000 000000 000000 注 符号化率2/7又は1/3でX及びX’を出力する場合は、同じ値を2度出力することとする。 (5) 伝送OIS信号(テール部を除く。)のパンクチャドパターン 符号化率 1/5 入力 X 1… Y0 1… Y1 1… X’ 0… Y’0 1… Y’1 1… (6) 伝送OIS信号のうちテール部のパンクチャドパターン 符号化率 1/5 入力 X 111000 Y0 111000 Y1 111000 X’ 000111 Y’0 000111 Y’1 000111 注 X、Y1、X’及びY’1を出力する場合は、2度出力することとする。 別記2 ビットインターリーブ 1 物理層パケット単位処理 内符号化した物理層パケットは4列のインターリーバに列方向の順に書き込まれ、奇数行については2列と3列を入れ替え、偶数行については1列と4列を入れ替え、行方向の順に読み出される。 2 ブロック単位処理 内符号化した16個の物理層パケットは、インターリーバに順に書き込まれ、符号化率が1/2、4/7又は2/3の場合は15タップ線形帰還シフトレジスタ、2/7、1/3、4/11、2/5又は4/9の場合は16タップ線形帰還シフトレジスタにより生成された値のアドレスを順に読み出す。 注 1 インターリーバの大きさは内符号化した16個の物理層パケットの大きさNとする。 2 線形帰還シフトレジスタにより生成された値がN+1以上の場合は、読み出しをせず、次の値を生成することとなるアドレスがNの場合には出力アドレスは0とする。 3 15タップ線形帰還シフトレジスタは、次のとおりとする。 4 16タップ線形帰還シフトレジスタは、次のとおりとする。 5 §○+§は、排他的論理和の演算素子を表す。 別記3 電力拡散 X20+X17+1の線形帰還シフトレジスタにより発生する拡散符号系列を各スロットに割り当てられた信号に加算する。 注 1 §○+§は、排他的論理和の演算素子を表す。 2 レジスタの初期値は、シンボル番号及びシンボル種別の種別により与えられる値とする。 3 m0,m1,…,m9は、スロット番号により与えられる値とする。 4 モジュロ2加算器は、全ての入力信号を加算した値を2で除した余りを出力するものとする。以下同じ。 別表第三十八号 TDMパイロット1信号の構成及び送出手順(第42条第1項関係) TDMパイロット1信号は、下図に示す発生器により2×NTDM1ビット発生させるものとする。 注 1 §○+§は、排他的論理和の演算素子を表す。 2 NTDM1はTDMパイロット1シンボルが配置されるサブキャリア数とし、その値は共通サブキャリア総数により下表のとおりとする。 共通サブキャリア総数 NTDM1 1024 30 2048 62 4096 124 8192 250 別表第三十九号 WIC信号、LIC信号、TDMパイロット2信号及びFDMパイロット信号の構成及び送出手順(第42条第2項関係) 注 1 WIC信号、LIC信号及びFDMパイロット信号のスロット割当てはそれぞれスロット番号3、スロット番号5及びスロット番号0とする。 2 TDMパイロット2信号のスロット割当ては、共通サブキャリア総数により別記のとおりとする。 3 電力拡散は、別表第三十七号別記3に示すとおりとする。 別記 TDMパイロット2信号のスロット割当て 共通サブキャリア総数 割当てスロット番号 1024 1,7 2048 0,1,2,7 4096 0,1,2,7 8192 0,1,2,3,4,5,6,7 別表第四十号 TPC信号の構成及び送出手順(第42条第3項関係) 注 1 線形帰還シフトレジスタは、別記に示すとおりとする。 2 1000ビットの0により構成される符号系列のスロット割当てはスロット番号0、線形帰還シフトレジスタにより生成される符号系列のスロット割当てはスロット番号1から7までとする。 3 電力拡散は、別表第三十七号別記3に示すとおりとする。 別記 線形帰還シフトレジスタ 線形帰還シフトレジスタは、下図に示す発生器により1000ビット発生させるものとする。 注 §○+§は、排他的論理和の演算素子を表す。 別表第四十一号 スタッフ信号の構成及び送出手順(第42条第4項関係) 注1 1 線形帰還シフトレジスタは、別表第四十号別記に示すとおりとする。 2 スロット割当ては、スロット番号1から7までのいずれかとする。 3 電力拡散は、別表第三十七号別記3に示すとおりとする。 別表第四十二号 PPC信号の構成及び送出手順(第42条第5項関係) PPC信号は、非アクティブ状態、識別状態及び予約状態のいずれかとし、それぞれ以下に示す構成及び送出手順とする。 1 非アクティブ状態 注 1 線形帰還シフトレジスタは、別表第四十号別記に示すとおりとする。 2 スロット割当ては、スロット番号7とする。 3 電力拡散は、別表第三十七号別記3に示すとおりとする。 2 識別状態 注 1 PPCパケット信号はPPC情報から生成される信号であり、その構成及び送出手順は、別記1に示すとおりとする。 2 線形帰還シフトレジスタは、別表第四十号別記に示すとおりとする。 3 PPCパケット信号のスロット割当てはスロット番号3、線形帰還シフトレジスタにより生成される符号系列のスロット番号はスロット番号0、1、2、4及び6とする。 4 電力拡散は、別表第三十七号別記3に示すとおりとする。 3 予約状態 注 1 線形帰還シフトレジスタは、別表第四十号別記に示すとおりとする。 2 スロット割当ては、スロット番号0から7までとする。 3 電力拡散は、別表第三十七号別記3に示すとおりとする。 別記1 PPCパケット信号の構成及び送出手順 注 1 PPC情報は56ビットの情報とし、その構成は、総務大臣が別に告示するところによるものとする。 2 ビットインターリーブ1は、別記2のとおりとする。 3 リードミュラー符号化は、7ビットを単位として行われるものとし、別記3に示すとおりとする。 4 ビットインターリーブ2は、別表第三十七号別記2のとおりとし、その入力信号は、一のPPC情報から生成されるリードミュラー符号化信号を2度繰り返したものに‘00000000’を付加して生成されるものとし、以下のような構成とする。 別記2 ビットインターリーブ PPC情報は8行7列のインターリーバに列方向の順に書き込まれ、行方向の順に読み出される。 別記3 リードミュラー符号化 リードミュラー符号化は、7ビットの入力に対し、62ビットの値を出力するものとし、入力された7ビットの値をm6、m5、m4、m3、m2、m1、m0、出力される値のうち62ビットのk番目の値をck、kを2進数表示したものを‘t5,kt4,kt3,kt2,kt1,kt0,k’としたとき、ckは以下の式により生成される。 別表第四十三号 SPC信号の構成及び送出手順(第42条第6項関係) 注 1 線形帰還シフトレジスタは、別表第四十号別記に示すとおりとする。 2 スロット割当ては、スロット番号0及び4とする。 3 電力拡散は、別表第三十七号別記3に示すとおりとする。 別表第四十四号 伝送OIS信号の送出手順(第43条関係) 注 1 内符号化の誤り訂正方式は、別表第三十七号別記1に示すターボ符号化方式とする。 2 ビットインターリーブは、別表第三十七号別記2のとおりとする。 3 スロット割当ては、スロット番号1から7までとする。 4 電力拡散は、別表第三十七号別記3に示すとおりとする。 別表第四十五号 搬送波を変調する信号の構成(第52条第1項関係) 注 1 w1、w2、w3はそれぞれW1、W2、W3の各信号の誤り訂正内符号化後のフレーム同期信号であり、32ビットの信号のうち後ろ20ビットについては、次の値とする。 w1:ECD28h,w2:0B677h,w3:F4988h(hは16進数を意味する。) 2 フレーム同期信号W1、W2、W3は、別表第五十号注1に示すとおりとする。 3 誤り訂正内符号化は、別表第四十九号に示す方式によるものとする。 4 別表第四十八号に示すスロットのうち、各フレームの第1スロットから第12スロットまでの各先頭1バイトは、フレーム同期信号及び電力拡散されたTMCC信号で置き換えるものとする。 別表第四十六号 搬送波の絶対位相偏位(第52条第4項関係) 変調方式 シンボル割付け 絶対位相偏位 二相位相変調 0 0度 1 (+)180度 四相位相変調 0,0 (+) 45度 0,1 (-) 45度 1,0 (+)135度 1,1 (-)135度 八相位相変調 0,0,0 0度 0,0,1 (+) 45度 0,1,1 (+) 90度 0,1,0 (+)135度 1,0,0 (+)180度 1,0,1 (-)135度 1,1,1 (-) 90度 1,1,0 (-) 45度 ただし、C0、C1、C2、P1及びP0は、誤り訂正内符号化後の「0」又は「1」の値とし、別表第四十九号3によるものとする。 別表第四十七号 11.7GHzを超え12.2GHz以下の周波数の電波を使用する衛星基幹放送局を用いて行うデジタル放送及び広帯域伝送デジタル放送のろ波器の周波数特性(第52条第5項関係) 注 Fは周波数、Fnはナイキスト周波数、αはロールオフ率を表し、次の値とする。 Fn=14.430(MHz) α=0.35 別表第四十八号 伝送主信号の構成(第53条第1項関係) 注 1 この表において「スロット」とは第五十三条第一項に規定するスロットをいう。 2 電力拡散信号は、別記1のとおりとする。 3 インターリーブは、別記2のとおりとする。 4 変調方式のスロット割当ては、別記3のとおりとする。 別記1 電力拡散信号 1スーパーフレーム(48スロットを1フレームとし、8フレームで構成されるもの)を周期とし、各スーパーフレームの先頭の1バイトを除き、X15+X14+1(15次M系列)により発生する擬似乱数符号系列をスロット信号に加算する。この間、周期内のTS同期バイトには加算は行わないが、擬似乱数符号系列の発生は継続するものとする。 別記2 インターリーブ インターリーブ方式は、バイト単位で8×203バイトのブロックインターリーブを行うものとし、スーパーフレーム方向で各フレームのスロット番号が同一のスロット間でインターリーブを行うものとする。 別記3 変調方式のスロット割当て 変調方式及び内符号誤り訂正方式の符号化率に応じて下表に示すスロット数を最小単位として割り当てるものとする。 変調方式(符号化率) スロット数の最小単位 有効スロット数 無効スロット数 二相位相変調方式 (1/2) 4 1 3 四相位相変調方式 (1/2) 2 1 1 四相位相変調方式 (2/3) 3 2 1 四相位相変調方式 (3/4) 4 3 1 四相位相変調方式 (5/6) 6 5 1 四相位相変調方式 (7/8) 8 7 1 トレリス符号化八相位相変調方式(2/3) 1 1 0 別表第四十九号 11.7GHzを超え12.2GHz以下の周波数の電波を使用する衛星基幹放送局を用いて行うデジタル放送及び広帯域伝送デジタル放送の誤り訂正方式(第53条第2項、第54条第2項関係) 1 TSパケットの誤り訂正外符号は、短縮化リードソロモン(204,188)とする。短縮化リードソロモン(204,188)符号は、リードソロモン(255,239)符号において、入力データバイトの前に51バイトの「00h」を付加し、符号化後に先頭51バイトを除去することによって生成する。ここでリードソロモン(255,239)符号の多項式は次のとおりとする。 符号化生成多項式:g(x)=(x+λ0)(x+λ1)…(x+λ15)、(λ=02h) 体生成多項式:p(x)=x8+x4+x3+x2+1 注 数値の後のhは、その数値が16進数表記であることを示す。 2 TMCCの誤り訂正外符号は、短縮化リードソロモン(64,48)とする。短縮化リードソロモン(64,48)符号は、リードソロモン(255,239)符号において、入力データバイトの前に191バイトの「00h」を付加し、符号化後に先頭191バイトを除去することによって生成する。ここでリードソロモン(255,239)符号の多項式は次のとおりとする。 符号化生成多項式:g(x)=(x+λ0)(x+λ1)…(x+λ15)、(λ=02h) 体生成多項式:p(x)=x8+x4+x3+x2+1 3 誤り訂正内符号は、搬送波の変調が八相位相変調の場合は符号化率2/3のトレリス符号化方式とし、搬送波の変調が四相位相変調の場合は畳込み符号方式及びパンクチャド符号化方式の組み合わせによるものとし、搬送波の変調が二相位相変調の場合は符号化率1/2の畳込み符号方式とする。 注 1 □Dは1ビット遅延素子を表す。 2 ○+は、排他的論理和の演算素子を表す。 3 伝送主信号又は電力拡散されたTMCC信号は、八相位相変調の場合、最上位ビットから順にB1、B0に割り当てられ、四相位相変調及び二相位相変調の場合は、最上位ビットから順にB0に割当てられる。二相位相変調については内符号化後にC0、C1の順に送出する。 4 パンクチャド符号の詳細は、次表のとおりとする。 パンクチャド符号詳細 入力 C1 C0 X1 Y1 X2 Y2 X3 Y3 X4 Y4 X5 Y5 X6 Y6 X7 Y7 X8 Y8 X9 Y9 符号化率 1/2 パンクチャドパターン ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ P1 P0 X1 Y1 X2 Y2 X3 Y3 X4 Y4 X5 Y5 X6 Y6 X7 Y7 X8 Y8 X9 Y9 2/3 パンクチャドパターン ○○ ○× ○○ ○× ○○ ○× ○× ○○ ○ ○ P1 P0 X1 Y1 Y3 X2 X4 X3 X5 Y5 Y7 X6 X8 X7 X9 Y9 3/4 パンクチャドパターン ○○× ○×○ ○○× ○×○ ○○× ○×○ P1 P0 X1 Y1 Y3 X2 X4 Y4 Y6 X5 X7 Y7 Y9 X8 5/6 パンクチャドパターン ○○×○× ○×○×○ ○○×○ ○×○× P1 P0 X1 Y1 Y3 X2 Y5 X4 X6 Y6 Y8 X7 Y10 X9 7/8 パンクチャドパターン ○○○○×○× ○×××○×○ ○○ ○× P1 P0 X1 Y1 X3 X2 Y5 X4 Y7 X6 X8 Y8 Y10 X9 (入力信号列C1,C0がパンクチャドパターンによりP1,P0になる) ○:伝送ビット ×:非伝送ビット 5 パンクチャド符号化の位相の関係はパンクチャドパターンの先頭位相がスロット先頭と一致するものとする。 別表第五十号 TMCC信号の構成及び送出手順並びにフレーム同期信号の構成及び送出手順(第54条第1項関係) 注 1 W1及びW2はスーパーフレームの第1フレームにおいて使用する。また、W1及びW3は第2フレームから第8フレームまでで使用する内符号化前のフレーム同期信号とし、次の値を使用するものとする。 W1:1B95h、W2:A340h、W3:5CBFh(hは16進数表記を意味する。) 2 電力拡散信号は、別記1のとおりとする。 別記1 電力拡散信号 1スーパーフレームを周期とし、先頭の2バイトを除き、X15+X14+1(15次M系列)により発生する擬似乱数符号系列を同期信号挿入後のTMCC信号に加算する。この間、周期内のW1、W2及びW3には加算は行わないが、擬似乱数符号系列の発生は継続するものとする。 別表第五十一号 位相基準バースト信号の構成(第55条関係) 位相基準バースト信号用の9次の電力拡散信号(X9+X4+1、初期値:111101101)は、下図に示す発生器により1フレームを周期として発生するものとする。電力拡散信号の発生及び加算処理は位相基準バースト信号期間のみ行うものとする。 ○+:排他的論理和の演算素子 位相基準バースト信号用の電力拡散信号の発生のタイミングと多重の形式は、下図のとおりとする。 別表第五十二号 狭帯域伝送デジタル放送のろ波器の周波数特性(第70条第4項関係) 注 Fは周波数、Fnはナイキスト周波数、αはロールオフ率を表し、次の値とする。 Fn=10.548(MHz) α=0.35 別表第五十三号 伝送信号の構成(第71条第1項関係) 注 1 数値の横のhはその数値が16進数表記であることを示す。 2 電力の拡散信号は別記1、インターリーブは別記2によるものとする。 別記1 電力拡散信号 8パケットごとに反転された同期バイト(1バイトを8ビットとする。)の直後から、次の反転同期バイト直前のデータバイトまでの1503(188×8-1)バイトを1周期とし、次に示す図のようにX15+X14+1(15次M系列)により発生する擬似乱数符号系列を加算する。ただし、周期内の同期バイトには加算を行わない。この間、擬似乱数符号系列の加算は行わないが、擬似乱数符号系列の発生は継続するものとする。 別記2 インターリーブ インターリーブはバイト単位で周期12の畳込み方式とし、リードソロモン符号を付加したTSパケットにおいて、同期バイトの位置を0番としたとき、n番目の位置にあるバイトの遅延量Dは次式により与えられる。 D=12×17×I(Iはnを12で除したときの剰余で0から11までの整数) 別表第五十四号 狭帯域伝送デジタル放送の誤り訂正方式(第71条第2項関係) 1 外符号は次式で示す短縮化リードソロモン(204,188)とする。短縮化リードソロモン(204,188)符号は、リードソロモン(255,239)符号において、入力データバイトの前に51バイトの「00h」を付加し、符号化後に先頭51バイトを除去することによって生成し、反転/非反転にかかわらず同期バイトにも適用する。 符号化生成多項式:g(x)=(x+λ0)(x+λ1)…(x+λ15)、(λ=02h) 体生成多項式  :p(x)=x8+x4+x3+x2+1 注 数値の後のhは、その数値が16進数表記であることを示す。 2 内符号は次式に示すような畳込み符号方式及びパンクチャド符号方式とする。 注 1 □Dは1ビット遅延素子を表す。 2 ○+は、排他的論理和の演算素子を表す。 3 伝送信号の最上位ビットから入力される。 4 パンクチャド符号の詳細は、別表第四十九号3注4に同じとする。 別表第五十五号 12.2GHzを超え12.75GHz以下の周波数の電波を使用する衛星基幹放送局を用いて行う狭帯域伝送方式による標準テレビジョン放送及び高精細度テレビジョン放送のうちデジタル放送の輝度信号及び色差信号の方程式(第73条関係) Y=INT[219D E’Y+16D+0.5] CR=INT[224D E’CR+128D+0.5] CB=INT[224D E’CB+128D+0.5](標記は十進数) 注 1 INT[A]は、実数Aの整数部分を表す。 2 Yは輝度信号、CR及びCBは色差信号とし、Dは八桁の二進数で量子化する場合1、十桁の二進数で量子化する場合4とする。 3 E’Y、E’CR及びE’CBは、次のとおりとする。 E’Y=0.299E’R+0.587E’G+0.114E’B E’CR=0.500E’R-0.419E’G-0.081E’B E’CB=-0.169E’R-0.331E’G+0.500E’B ただし、E’R、E’G及びE’Bはそれぞれ画素を走査した時に生ずる赤、緑及び青の各信号電圧をガンマ補正(受像管の赤、緑及び青に対する輝度は、格子に印加されるそれぞれの信号電圧のガンマ乗に比例するので、被写体の輝度が正しく再現されるよう送信側においてそれぞれの信号電圧E’R、E’G及びE’Bをそれぞれの値のガンマ分の1乗に補正することをいう。)した電圧(基準白色レベルで正規化された電圧)であって、CIE表示系(国際照明委員会において制定した平面座標による色彩の定量的表示性をいう。)において次に掲げるx及びyの値を有する赤、緑及び青を三原色とし、かつ、ガンマの値を2.2とする受像管に適合するものとする。 x y 赤 0.67 0.33 緑 0.21 0.71 青 0.14 0.08 4 色差信号は、白色の被写体に対して零になるものとする。 別表第五十六号 搬送波の絶対位相偏位(第79条第3項関係) 1 別表第五十八号に示す伝送信号のうち、ベースバンドフレーム信号に誤り訂正符号を付加した信号に対する搬送波の変調の形式は、八相位相変調とする。 変調方式 シンボル割付け 絶対位相偏位 八相位相変調 0,0,0 (+) 45度 1,0,0 (+) 90度 1,1,0 (+)135度 0,1,0 (+)180度 0,1,1 (-)135度 1,1,1 (-) 90度 1,0,1 (-) 45度 0,0,1 0度 ただし、C0、C1及びC2は、別表第五十八号別記2に示すインターリーブ処理後の「0」又は「1」の値とする。 2 別表第五十八号に示す伝送信号のうち、フィジカルレイヤヘッダ信号に対する搬送波の変調の形式は、2分のπシフト二相位相変調とする。フィジカルレイヤヘッダ信号(y1,y2,…,y90)は、次式に示す90個の2分のπシフト二相位相変調シンボルに変調される。 I2i―1=Q2i―1=(1/√2)(1―2y2i―1)、I2i=Q2i=―(1/√2)(1―2y2i)、(i=1,2,…45) 別表第五十七号 高度狭帯域伝送デジタル放送のろ波器の周波数特性(第79条第4項関係) 注 Fは周波数、Fnはナイキスト周波数、αはロールオフ率を表し、次の値とする。 Fn=11.652(MHz) α=0.2 別表第五十八号 伝送信号の構成(第80条第1項関係) 注 1 TSパケットは、TSパケットの先頭の同期バイトを除く187バイトに対して8ビットのCRC誤り訂正(生成多項式:g(X)=X8+X7+X6+X4+X2+1)を行い、後続のTSパケットの同期バイトと置き換えるものとする。 2 ベースバンドフレーム信号に対する電力拡散信号は、別記1のとおりとする。 3 インターリーブは、別記2のとおりとする。 4 XFECフレーム信号は、FECフレーム信号について、八相位相変調のためのキャリア変調マッピングを行って生成される。 5 XFECフレーム信号は90シンボルから成るスロット単位に分割される。 6 フィジカルレイヤフレーム信号において、同期パイロット信号を挿入する場合は、36シンボルから成る無変調の同期パイロット信号を16スロット間隔で挿入する。ただし、次のフィジカルレイヤフレーム信号の先頭には同期パイロット信号を挿入しない。 7 フィジカルレイヤフレーム信号に対する電力拡散信号は、別記3のとおりとする。 8 フィジカルレイヤヘッダ信号の構成は、別記4のとおりとする。 別記1 ベースバンドフレーム信号に対する電力拡散信号 x15+x14+1(15次M系列)により発生する擬似乱数符号系列を加算する。 別記2 インターリーブ インターリーブは、FECフレーム信号に対してビット単位でブロックインターリーブを行うものとする。FECフレーム信号のデータは、21600行×3列の行列構造とし、インターリーバに列方向の順に書き込まれ、行方向の順に読み出される。なお、ベースバンドヘッダ情報のMSBは、符号化率2/3の場合は最初に読み出され、符号化率3/5の場合は3番目に読み出される。 別記3 フィジカルレイヤフレーム信号に対する電力拡散信号 フィジカルレイヤフレーム信号(フィジカルレイヤヘッダ信号を除く。)のキャリア変調マッピングされた信号(I+jQ)に(CI+jCQ)を乗算する。電力拡散後の信号ISCRAMBLED及びQSCRAMBLEDは次式により与えられる。 ISCRAMBLED=(ICI-QCQ) QSCRAMBLED=(ICQ-QCI) ここで、CI(i)+jCQ(i)は次式で表され、R(i)は下図に示す発生器により発生する。 CI(i)+jCQ(i)=exp(jR(i)π/2) 別記4 フィジカルレイヤヘッダ信号の構成  注 1 SOFは、フィジカルレイヤフレーム信号の開始を示す符号で、18D2E82h(hは16進数表記)の固定値を使用する。 2 PLSCODEは、7ビットのフィジカルレイヤヘッダ情報について、(64,7)の2値直交符号化を行う。 (32,6)符号化は、次に示す生成行列gにより行うものとする。 3 (64,7)の2値直交符号化後のPLSCODEは、次に示すビット列と排他的論理和をとることにより電力拡散を行う。 0111000110011101100000111100100101010011010000100010110111111010 別表第五十九号 高度狭帯域伝送デジタル放送の誤り訂正方式(第80条第3項関係) 1 誤り訂正外符号はBCH符号、内符号はLDPC符号とし、その構成は以下のとおりとする。 LDPH符号化率 BCH符号化前ビット数 [Kbch] BCH符号化後ビット数 [Nbch] LDPC符号化前ビット数 [kldpc] BCH誤り訂正ビット [t] LDPC符号化後ビット数 [n1dpc] 3/5 38688 38880 38880 12 64800 2/3 43040 43200 43200 10 64800 2 BCH符号の生成多項式は、次表に示すt(BCH誤り訂正ビット)番目までの多項式の積で表されるものとする。 t 生成多項式 1 g1(X)=1+X2+X3+X5+X16 2 g2(X)=1+X+X4+X5+X6+X8+X16 3 g3(X)=1+X2+X3+X4+X5+X7+X8+X9+X10+X11+X16 4 g4(X)=1+X2+X4+X6+X9+X11+X12+X14+X16 5 g5(X)=1+X+X2+X3+X5+X8+X9+X10+X11+X12+X16 6 g6(X)=1+X2+X4+X5+X7+X8+X9+X10+X12+X13+X14+X15+X16 7 g7(X)=1+X2+X5+X6+X8+X9+X10+X11+X13+X15+X16 8 g8(X)=1+X+X2+X5+X6+X8+X9+X12+X13+X14+X16 9 g9(X)=1+X5+X7+X9+X10+X11+X16 10 g10(X)=1+X+X2+X5+X7+X8+X10+X12+X13+X14+X16 11 g11(X)=1+X2+X3+X5+X9+X11+X12+X13+X16 12 g12(X)=1+X+X5+X6+X7+X9+X11+X12+X16 3 LDPC符号は、パリティ検査ビットpn(n=0,1,…,nldpc-kldpc-1)、情報ビットim(m=0,1,…,kldpc-1)としたとき、情報ビットについて360ビットごとに次の演算を繰り返す。 なお、パリティ検査ビットの初期値は、p0=p1=p2=…=Pnldpc-kldpc-1=0とする。 px=px○+im、(m=0,360,720,…) py=py○+im、(m=1,…,359,361,…,719,721,…) 全ての情報ビットについて演算を行った後、pnは次式により与えられる。 p0=p0○+i0 pn=pn ○+ pn-1、(n=1,…,nldpc-kldpc-1) 注 1 ○+は、排他的論理和の演算素子を表す。 2 xは、別記1の(m/360+1)行目で指定されるパリティ検査ビット位置を示す。 3 yは、{x+(mmod360)×q}mod(nldpc-kldpc)により表されるパリティ検査ビット位置を示す。ただし、xは、別記1の([m/360]+1)行目で指定されるパリティ検査ビット位置を示す([]は整数部を意味する。)。また、qは符号化率に応じて決まる定数を示し、次表のとおりとする。 符号化率 q 3/5 72 2/3 60 別記1 パリティ検査ビット位置 符号化率3/5の場合 22422 10282 11626 19997 11161 2922 3122 99 5625 17064 8270 179 25087 16218 17015 828 20041 25656 4186 11629 22599 17305 22515 6463 11049 22853 25706 14388 5500 19245 8732 2177 13555 11346 17265 3069 16581 22225 12563 19717 23577 11555 25496 6853 25403 5218 15925 21766 16529 14487 7643 10715 17442 11119 5679 14155 24213 21000 1116 15620 5340 8636 16693 1434 5635 6516 9482 20189 1066 15013 25361 14243 18506 22236 20912 8952 5421 15691 6126 21595 500 6904 13059 6802 8433 4694 5524 14216 3685 19721 25420 9937 23813 9047 25651 16826 21500 24814 6344 17382 7064 13929 4004 16552 12818 8720 5286 2206 22517 2429 19065 2921 21611 1873 7507 5661 23006 23128 20543 19777 1770 4636 20900 14931 9247 12340 11008 12966 4471 2731 16445 791 6635 14556 18865 22421 22124 12697 9803 25485 7744 18254 11313 9004 19982 23963 18912 7206 12500 4382 20067 6177 21007 1195 23547 24837 756 11158 14646 20534 3647 17728 11676 11843 12937 4402 8261 22944 9306 24009 10012 11081 3746 24325 8060 19826 842 8836 2898 5019 7575 7455 25244 4736 14400 22981 5543 8006 24203 13053 1120 5128 3482 9270 13059 15825 7453 23747 3656 24585 16542 17507 22462 14670 15627 15290 4198 22748 5842 13395 23918 16985 14929 3726 25350 24157 24896 16365 16423 13461 16615 8107 24741 3604 25904 8716 9604 20365 3729 17245 18448 9862 20831 25326 20517 24618 13282 5099 14183 8804 16455 17646 15376 18194 25528 1777 6066 21855 14372 12517 4488 17490 1400 8135 23375 20879 8476 4084 12936 25536 22309 16582 6402 24360 25119 23586 128 4761 10443 22536 8607 9752 25446 15053 1856 4040 377 21160 13474 5451 17170 5938 10256 11972 24210 17833 22047 16108 13075 9648 24546 13150 23867 7309 19798 2988 16858 4825 23950 15125 20526 3553 11525 23366 2452 17626 19265 20172 18060 24593 13255 1552 18839 21132 20119 15214 14705 7096 10174 5663 18651 19700 12524 14033 4127 2971 17499 16287 22368 21463 7943 18880 5567 8047 23363 6797 10651 24471 14325 4081 7258 4949 7044 1078 797 22910 20474 4318 21374 13231 22985 5056 3821 23718 14178 9978 19030 23594 8895 25358 6199 22056 7749 13310 3999 23697 16445 22636 5225 22437 24153 9442 7978 12177 2893 20778 3175 8645 11863 24623 10311 25767 17057 3691 20473 11294 9914 22815 2574 8439 3699 5431 24840 21908 16088 18244 8208 5755 19059 8541 24924 6454 11234 10492 16406 10831 11436 9649 16264 11275 24953 2347 12667 19190 7257 7174 24819 2938 2522 11749 3627 5969 13862 1538 23176 6353 2855 17720 2472 7428 573 15036 0 18539 18661 1 10502 3002 2 9368 10761 3 12299 7828 4 15048 13362 5 18444 24640 6 20775 19175 7 18970 10971 8 5329 19982 9 11296 18655 10 15046 20659 11 7300 22140 12 22029 14477 13 11129 742 14 13254 13813 15 19234 13273 16 6079 21122 17 22782 5828 18 19775 4247 19 1660 19413 20 4403 3649 21 13371 25851 22 22770 21784 23 10757 14131 24 16071 21617 25 6393 3725 26 597 19968 27 5743 8084 28 6770 9548 29 4285 17542 30 13568 22599 31 1786 4617 32 23238 11648 33 19627 2030 34 13601 13458 35 13740 17328 36 25012 13944 37 22513 6687 38 4934 12587 39 21197 5133 40 22705 6938 41 7534 24633 42 24400 12797 43 21911 25712 44 12039 1140 45 24306 1021 46 14012 20747 47 11265 15219 48 4670 15531 49 9417 14359 50 2415 6504 51 24964 24690 52 14443 8816 53 6926 1291 54 6209 20806 55 13915 4079 56 24410 13196 57 13505 6117 58 9869 8220 59 1570 6044 60 25780 17387 61 20671 24913 62 24558 20591 63 12402 3702 64 8314 1357 65 20071 14616 66 17014 3688 67 19837 946 68 15195 12136 69 7758 22808 70 3564 2925 71 3434 7769 符号化率2/3の場合 0 10491 16043 506 12826 8065 8226 2767 240 18673 9279 10579 20928 1 17819 8313 6433 6224 5120 5824 12812 17187 9940 13447 13825 18483 2 17957 6024 8681 18628 12794 5915 14576 10970 12064 20437 4455 7151 3 19777 6183 9972 14536 8182 17749 11341 5556 4379 17434 15477 18532 4 4651 19689 1608 659 16707 14335 6143 3058 14618 17894 20684 5306 5 9778 2552 12096 12369 15198 16890 4851 3109 1700 18725 1997 15882 6 486 6111 13743 11537 5591 7433 15227 14145 1483 3887 17431 12430 7 20647 14311 11734 4180 8110 5525 12141 15761 18661 18441 10569 8192 8 3791 14759 15264 19918 10132 9062 10010 12786 10675 9682 19246 5454 9 19525 9485 7777 19999 8378 9209 3163 20232 6690 16518 716 7353 10 4588 6709 20202 10905 915 4317 11073 13576 16433 368 3508 21171 11 14072 4033 19959 12608 631 19494 14160 8249 10223 21504 12395 4322 12 13800 14161 13 2948 9647 14 14693 16027 15 20506 11082 16 1143 9020 17 13501 4014 18 1548 2190 19 12216 21556 20 2095 19897 21 4189 7958 22 15940 10048 23 515 12614 24 8501 8450 25 17595 16784 26 5913 8495 27 16394 10423 28 7409 6981 29 6678 15939 30 20344 12987 31 2510 14588 32 17918 6655 33 6703 19451 34 496 4217 35 7290 5766 36 10521 8925 37 20379 11905 38 4090 5838 39 19082 17040 40 20233 12352 41 19365 19546 42 6249 19030 43 11037 19193 44 19760 11772 45 19644 7428 46 16076 3521 47 11779 21062 48 13062 9682 49 8934 5217 50 11087 3319 51 18892 4356 52 7894 3898 53 5963 4360 54 7346 11726 55 5182 5609 56 2412 17295 57 9845 20494 58 6687 1864 59 20564 5216 0 18226 17207 1 9380 8266 2 7073 3065 3 18252 13437 4 9161 15642 5 10714 10153 6 11585 9078 7 5359 9418 8 9024 9515 9 1206 16354 10 14994 1102 11 9375 20796 12 15964 6027 13 14789 6452 14 8002 18591 15 14742 14089 16 253 3045 17 1274 19286 18 14777 2044 19 13920 9900 20 452 7374 21 18206 9921 22 6131 5414 23 10077 9726 24 12045 5479 25 4322 7990 26 15616 5550 27 15561 10661 28 20718 7387 29 2518 18804 30 8984 2600 31 6516 17909 32 11148 98 33 20559 3704 34 7510 1569 35 16000 11692 36 9147 10303 37 16650 191 38 15577 18685 39 17167 20917 40 4256 3391 41 20092 17219 42 9218 5056 43 18429 8472 44 12093 20753 45 16345 12748 46 16023 11095 47 5048 17595 48 18995 4817 49 16483 3536 50 1439 16148 51 3661 3039 52 19010 18121 53 8968 11793 54 13427 18003 55 5303 3083 56 531 16668 57 4771 6722 58 5695 7960 59 3589 14630 別表第五十九号の二 MMTPパケット(第58条第1項第2号関係) 注 1 ヘッダ部は、MMTPパケットの種類の識別のために使用する。 2 ペイロード部は、MMTPパケットの情報の伝送に使用する。 別表第六十号 圧縮IPパケットの構成(第58条第1項第3号関係) ヘッダ部 データ部 8×Nビット 注 1 ヘッダ部は、ヘッダ圧縮したIPパケットの種類の識別のために使用する。 2 データ部は、データ伝送のために使用する。 3 Nは正の整数を示す。 別表第六十一号 TLVパケットの構成(第58条第1項第4号関係) ヘッダ部 データ部 32ビット 8×Nビット 注 1 ヘッダ部はTLVパケットの種類の識別のために使用する。 2 データ部はデータの伝送のために使用する。 別表第六十一号の二 各識別子(第58条第5項関係) 識別子 機能 記述子タグ 記述子の種類の識別 限定受信方式識別子 限定受信方式の識別 スクランブル方式識別子 スクランブル方式の識別 サービス識別子 放送番組番号の識別 別表第六十二号 搬送波を変調する信号の構成(第59条第1項関係) 注 1 この表において「スロット」とは第六十条第一項に規定するスロットをいう。 2 フレーム同期信号FSync、!FSync及びスロット同期信号SSyncは次の値とする。 FSync=52F866h、!FSync=AD0799h、SSync=36715Ah(hは16進数を意味する。) 3 インターリーブは別記1のとおりとする。 4 スタッフビットの値は、‘111111’とする。 5 変調方式のスロットの割当ては、別記2のとおりとする。 6 伝送信号点配置信号の値は、以下のとおりとし、その電力拡散信号は別記3のとおりとする。 (1) スロットの変調方式が十六値振幅位相変調の場合、‘0000’を開始値として1ずつ増加させた値を‘1111’まで順に並べ、これを2回繰り返したものとする。 (2) スロットの変調方式が八相位相変調の場合、‘000’を開始値として1ずつ増加させた値を‘111’まで順に並べ、これを4回繰り返したものとする。 (3) スロットの変調方式が四相位相変調の場合、‘00’を開始値として1ずつ増加した値を‘11’まで順に並べ、これを8回繰り返したものとする。 (4) スロットの変調方式が2分のπシフト二相位相変調の場合、‘01’を16回繰り返したものとする。 別記1 インターリーブ インターリーブは、十六値振幅位相変調又は八相位相変調が割り当てられたスロットに対してビット単位でブロックインターリーブを行うものとする。ただし、十六値振幅位相変調又は八相位相変調以外の変調方式が割り当てられたスロットに対してはインターリーブを行わない。インターリーバの書き込み及び読み出しについては、以下のとおりとする。 (1) 十六値振幅位相変調 スロットは11220行×4列の行列構造のインターリーバに列方向の順に書き込まれ、行方向の順に読み出される。MSBは符号化率61/120以上の場合は先に読み出され、符号化率が49/120以下の場合は4番目に読み出される。 (2) 八相位相変調 スロットは14960行×3列の行列構造のインターリーバに列方向の順に書き込まれ、行方向に順に読み出される。MSBは符号化率61/120以上の場合は先に読み出され、符号化率が49/120以下の場合は3番目に読み出される。 別記2 変調方式のスロット割当て 1フレーム(120スロットで構成されるもの)に対して、5スロットを単位として、変調方式の割当てを行うものとし、変調方式に応じて下表に示すスロット数を最小単位として割り当てるものとする。 変調方式 スロット割当単位 有効スロット数 無効スロット数 十六値振幅位相変調方式 5 4 1 八相位相変調方式 5 3 2 四相位相変調方式 5 2 3 2分のπシフト二相位相変調方式 5 1 4 別記3 電力拡散信号 1フレームを周期とし、次に示す図のようにx15+x14+1(15次M系列)により発生する擬似乱数符号系列の0あるいは1に応じて、I―Q直交座標上の信号点座標を0度あるいは180度回転させることにより行う。信号点配置情報以外の区間については、電力拡散回路の擬似乱数符号系列の発生を停止するものとする。 別表第六十三号 搬送波の絶対位相偏位(第59条第4項関係) 注 1 別表第六十二号に示す1フレーム内で伝送される2分のπシフト二相位相変調のシンボルSi(i=1,2,3,・・・)は次式に示す2分のπシフト二相位相変調シンボルに変調される。 i2i-1=Q2i-1=(1/√2)(1-2S2i-1)、I2i=Q2i=-(1/√2)(1-2S2i)、(i=1,2,3,・・・)、i=1:フレーム先頭 2 十六値振幅位相変調の場合は、R1とR2を半径比r(=R2/R1)で表し、次のとおりとする。ただし、電力を1とするとき、4R12+12R22=16とする。 符号化率 半径比r 41/120 3.09 49/120 2.97 61/120 3.93 73/120 2.87 81/120 2.92 89/120 2.97 93/120 2.87 97/120 2.73 101/120 2.67 105/120 2.76 109/120 2.69 別表第六十四号 高度広帯域伝送デジタル放送のろ波器の周波数特性(第59条第5項関係) 注 Fは周波数、Fnはナイキスト周波数、αはロールオフ率を表し、次の値とする。 Fn=16.87805(MHz) α=0.03 別表第六十五号 伝送主信号の構成(第60条第1項関係) 注 1 この表において「スロット」とは第六十条第一項に規定するスロットをいう。 2 スロットヘッダは、当該スロットがTSパケットにより構成される場合は全てのビットを‘1’とし、TLVパケットにより構成される場合は別記1の構成とする。 3 電力拡散信号は、別記2のとおりとする。 4 一のTLVパケットは、複数のスロットにまたがってもよい。 別記1 TLVパケットにより構成されるスロットにおけるスロットヘッダの構成  注 1 先頭TLV指示は、未定義の直後から、スロットごとに包含される最初のTLVの先頭位置を示し、スロット中の最初のTLVの先頭バイトの位置を、スロットヘッダを除いたスロット先頭からのバイト数で示す。ただし、先頭バイトが存在しない場合、その値は0xFFFFとする。 2 未定義は、全てのビットを‘1’とする。 別記2 伝送主信号に対する電力拡散信号 別表第六十二号に示す1フレームを周期とし、次に示す図のようにx25+x22+1(25次M系列)により発生する擬似乱数符号系列を加算する。ただし、LDPC符号パリティ部分及び無効スロットについては電力拡散を行わないこととし、電力拡散を行わない区間については電力拡散回路の擬似乱数符号系列の発生を停止するものとする。 別表第六十六号 高度広帯域衛星デジタル放送方式の主信号に関する誤り訂正方式(第60条第2項関係) 1 誤り訂正外符号はBCH符号、誤り訂正内符号はLDPC符号とし、その構成は以下のとおりとする。 符号化率 スロットヘッダビット数[H] 主信号ビット数[D] BCHパリティビット数[Pbch] スタッフビット[S] LDPCパリティビット数[Pldpc] LDPC符号化後ビット数[Nldpc] 41/120 176 14960 192 6 29546 44880 49/120 176 17952 192 6 26554 44880 61/120 176 22440 192 6 22066 44880 73/120 176 26928 192 6 17578 44880 81/120 176 29920 192 6 14586 44880 89/120 176 32912 192 6 11594 44880 93/120 176 34408 192 6 10098 44880 97/120 176 35904 192 6 8602 44880 101/120 176 37400 192 6 7106 44880 105/120 176 38896 192 6 5610 44880 109/120 176 40392 192 6 4114 44880 2 BCH符号の生成多項式は、次表に示す多項式の積で表されるものとする。 g1(x) 1+x+x3+x12+x16 g2(x) 1+x2+x3+x4+x8+x9+x11+x12+x16 g3(x) 1+x2+x3+x7+x9+x10+x11+x13+x16 g4(x) 1+x+x3+x6+x7+x11+x12+x13+x16 g5(x) 1+x+x2+x3+x5+x7+x8+x9+x11+x13+x16 g6(x) 1+x+x6+x7+x9+x10+x12+x13+x16 g7(x) 1+x+x2+x6+x9+x10+x11+x15+x16 g8(x) 1+x+x3+x6+x8+x9+x12+x15+x16 g9(x) 1+x+x4+x6+x8+x10+x11+x12+x13+x15+x16 g10(x) 1+x+x2+x4+x6+x8+x9+x10+x11+x15+x16 g11(x) 1+x6+x8+x9+x10+x13+x14+x15+x16 g12(x) 1+x+x2+x3+x5+x6+x7+x10+x11+x15+x16 3 LDPC符号は、パリティ検査ビットpn(n=0,1,…,nldpc-kldpc-1)、情報ビットim(m=0,1,…,kldpc-1)としたとき、情報ビットについて374ビットごとに次の演算を繰り返す。なお、パリティ検査ビットの初期値は、p0=p1=p2=…=Pnldpc-kldpc-1=0とする。 px=px○+im、(m=0,374,748,…) py=py○+im、(m=1,…,373,375,…,747,749,…) 全ての情報ビットについて演算を行った後、pnは次式により与えられる。 p0=p0○+i0 pn=pn ○+ pn-1、(n=1,…,nldpc-kldpc-1) 注 1 ○+は、排他的論理和の演算素子を表す。 2 xは、別記1の(m/374+1)行目で指定されるパリティ検査ビット位置を示す。 3 yは、{x+(mmod374)×q}mod(nldpc-kldpc)により表されるパリティ検査ビット位置を示す。ただし、xは、別記1の([m/374]+1)行目で指定されるパリティ検査ビット位置を示す。([ ]は整数部を意味する。)また、qは符号化率に応じて決まる定数を示し、次表のとおりとする。 符号化率 q 41/120 79 49/120 71 61/120 59 73/120 47 81/120 39 89/120 31 93/120 27 97/120 23 101/120 19 105/120 15 109/120 11 別記1 パリティ検査ビット位置  1 符号化率41/120の場合 625 1750 2125 3750 15250 18750 19250 27375 29000 4375 6750 7125 7500 13125 16250 19375 28875 29250 1500 6125 6533 13500 23500 25500 26000 27625 28750 6500 7625 9625 14875 16875 18000 18500 27500 27750 250 4204 6000 12500 17125 21204 21875 22079 23750 125 9125 11250 11875 12000 14000 14125 15875 24125 4875 9875 11000 11125 13000 16500 19000 25125 26375 2941 8500 12362 15125 16375 18250 20250 21375 24000 0 750 19875 21625 21750 22125 23250 27329 28375 875 2750 3125 8625 18875 20000 23375 26125 26829 500 5533 18375 18625 20125 20375 24625 25250 27875 1250 10000 10658 17000 17750 19500 19625 25875 29375 2250 3000 4000 5250 9375 11750 14750 24875 29500 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17905 20974 21160 21532 22418 2910 6280 6931 8539 10186 10651 14907 18326 19021 22834 23485 25908 700 4048 5443 8047 12675 14721 17768 19858 22462 22648 24229 26160 4026 4792 6001 6838 9163 11023 13255 13534 18818 20695 24393 24601 235 2095 7210 15022 19486 20416 20952 21718 21953 23206 25903 26182 1515 2188 4141 5071 6537 11608 11674 11767 19464 19765 21067 25531 1909 5629 8233 10886 14535 16816 17347 18698 20509 22555 23113 26461 4420 9721 16975 20230 6094 12325 25717 26275 7024 9907 16789 22090 1537 3862 14092 24880 6559 7117 11116 24415 12303 18649 21625 24043 935 6373 9442 17068 886 8419 15930 17719 8884 14371 16138 18928 2445 8698 18277 22369 421 5421 15952 23857 3211 5793 7861 21253 7653 11581 12511 25066 328 8791 24136 24579 11209 14557 15301 20673 1258 3397 10465 24973 142 2932 5164 20044 6745 10093 16045 16231 3260 4234 14814 16510 7374 16696 19207 25252 10443 10837 21439 25438 1630 9699 11860 23950 2538 8512 17998 20859 2560 9327 9814 23578 12954 13047 18091 21997 10000 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7239 1480 6475 6804 841 2028 6436 3301 5766 6116 552 5045 7539 3279 4539 7422 2333 6820 8118 2268 6870 8316 4026 5921 8013 731 1212 6167 3438 5509 6688 1282 5594 8123 1903 3791 7551 893 1440 1501 1914 4340 6628 2647 2994 5018 2786 3245 8016 1614 3743 5258 1018 5065 6293 4291 6937 7640 3636 6077 7992 1265 1586 5765 3830 4599 6716 1122 7508 8213 1567 3213 6471 4978 5544 5874 2993 4405 5786 1826 4885 5681 4664 5907 6338 2621 3542 6491 2178 6143 6974 4105 7267 7282 1232 1431 5808 947 6103 7182 3752 5173 6060 2816 3635 6073 1343 4226 7744 3241 7047 7546 9 符号化率101/120の場合 836 3140 3644 3968 4238 5858 5930 6470 6542 6866 1183 2385 3689 3248 3680 4112 4616 4868 5210 6344 494 1179 2908 3158 3715 5432 5426 5617 6998 6600 1325 2485 3466 5228 4605 5244 6102 6286 5107 6955 880 2704 3752 4204 4493 5403 6368 6308 5265 6950 538 1209 1201 1330 2205 2887 2931 3016 3613 6036 1699 2414 2441 1307 3886 4716 5761 6712 6817 5491 1299 1143 1974 2683 3880 4554 4851 5714 5811 6896 913 2626 4797 2922 3181 4324 5023 5936 6717 2455 2620 2983 3267 3036 4460 5026 5366 6428 6442 6644 2115 3862 3472 4369 4889 6431 6995 6743 7086 6093 3375 5631 7082 972 1348 5296 1001 1365 1684 1396 4861 4841 5103 5607 6092 1089 2876 5303 2731 4742 5733 1214 1594 5145 2046 4078 5566 3252 6375 6528 2138 2942 6892 983 3759 5216 1402 1888 4552 4033 6110 6794 2510 4725 6459 1188 3936 6868 430 900 3284 651 6083 6115 2973 4458 4475 2592 3141 5737 2194 5620 6060 3785 4332 4562 1652 4412 4736 778 2943 7104 695 2619 6133 2104 3650 6099 1680 6920 6970 1526 2109 3268 732 1075 3914 2958 3393 5055 1858 6297 6926 3673 3667 6852 3445 5500 6503 787 3071 6512 477 712 2852 914 2121 2898 2187 3251 3769 391 4383 6766 1338 1713 5858 1182 1905 2622 459 685 2150 2048 4077 4976 389 2360 2858 482 3852 5918 1666 4881 6507 1304 2709 5788 578 5561 6276 1938 2456 4323 929 1559 5859 1941 3070 3266 2710 3820 4452 4295 5300 5717 841 1845 4461 2087 3257 5057 3199 4322 4796 3992 4258 4639 3547 3786 5040 1099 3646 5320 1199 1593 2116 1835 6078 6693 1360 4214 5686 1655 2661 5662 3478 5227 5993 3201 4482 5066 659 1701 6062 4720 5070 6264 2408 4415 6264 2259 5124 7054 5558 5810 5863 3205 4959 6353 1305 3467 6132 639 4348 5894 567 3050 4065 1082 2497 4129 2006 5420 5247 1358 1600 3883 1060 1136 2716 1620 2407 6841 1899 6146 6386 1492 1792 4762 606 1648 4064 679 2534 7084 4403 6195 6601 3704 4840 5560 612 2406 2755 523 5545 6783 2296 3774 6996 1413 4713 7033 2386 3119 5283 3291 4930 6981 10 符号化率105/120の場合 93 1986 2504 2631 2810 2877 3763 4354 4824 76 385 1193 1434 3481 3979 4379 4436 4587 160 350 911 964 1180 1428 2212 3465 4738 130 389 620 865 1966 1999 2315 3714 4392 139 2226 2900 2932 3167 3550 4630 5155 5271 163 519 902 1789 2809 3731 3759 5270 5287 390 2117 2436 2877 3378 3731 4882 5205 5463 2131 3304 3681 4382 4462 4594 4808 4929 4985 592 676 3162 3391 3817 4392 4847 5492 5513 640 1392 1583 1742 2649 3827 3918 4029 4319 479 669 1097 1380 2222 2538 2809 3727 3750 1214 1592 2559 3574 3966 4108 4284 4646 4930 205 641 1947 2048 2066 2589 3277 3999 4869 424 662 1243 1414 1873 1943 2212 3271 3493 993 1122 1453 2626 3469 3568 3981 4930 5392 892 928 3979 90 2273 4406 1890 2999 3206 2411 4980 5104 712 3958 4361 497 1159 3611 3145 4022 4896 1120 2568 3522 132 888 980 934 1275 2660 2797 3622 5588 2797 4621 5312 4070 4922 5171 851 2474 3190 57 2355 2527 3254 3519 5061 484 1948 4085 405 1895 5547 4288 4338 5337 1695 4773 5356 810 2881 5523 1077 2731 3000 796 3631 5170 1028 1679 3049 1138 3176 3866 2928 3499 4448 1079 1322 4875 1651 2305 3871 3223 3792 5541 833 2418 5504 1918 3292 5534 2953 4430 5553 1487 4715 4964 2396 2686 3438 4201 4519 5427 179 1193 3181 848 987 2822 1136 2399 4467 2909 3650 4553 129 1325 5190 3046 5252 5403 4120 4290 4687 150 3304 5605 16 4685 5478 2910 3667 4453 2471 2565 4228 1694 4247 4900 2116 4092 4412 3003 4733 5351 1377 1432 5404 1024 3100 3224 681 2154 5526 1844 1985 4974 330 2520 3746 2573 3454 5496 2088 4939 5384 1072 3111 3171 3672 3858 5543 2211 5080 5325 673 1822 2238 2003 2825 4007 2880 3302 4719 2080 2877 5362 402 756 2132 2318 2523 5597 241 1344 5488 3164 3215 5465 24 1943 2458 1704 5151 5608 1071 2514 3944 645 2392 3526 1484 1586 5052 3551 4029 5016 891 2493 5049 1686 3183 5438 3366 3538 3698 2033 3490 3792 1366 5137 5476 635 2040 5395 1678 1694 4675 268 849 1655 1400 2723 5093 363 1781 5053 1925 2804 2956 505 1267 2720 1880 2601 4547 2258 3386 5337 2094 5123 5159 1881 2988 3881 201 690 1016 11 符号化率109/120の場合 220 484 3688 3808 880 1335 2704 4106 544 556 2092 2416 1504 1660 2152 1336 3700 3891 1564 2320 4024 1168 2644 4060 1958 2056 3712 938 2992 3004 3100 3459 4047 1045 1576 3050 278 1826 2235 1000 1984 3255 1178 3662 3724 172 2907 3532 160 2380 3064 628 1116 1790 579 2212 3328 302 435 1264 1479 1792 3796 1300 3591 3901 820 1143 3856 724 1093 2968 1106 3099 3604 255 2164 2656 951 1684 3472 592 2027 2308 2473 2487 3887 1024 1288 2269 736 1851 3172 1166 2436 2547 374 1312 2848 854 1924 3304 456 1108 1372 950 2091 2799 915 1708 1970 304 1059 3804 292 2030 2620 841 1240 1827 1492 2376 3160 546 976 1813 2127 2786 3972 604 2871 3652 471 2822 3040 290 640 3544 2282 2824 3784 1204 3500 4055 699 1743 3364 527 1599 2978 1250 3748 4074 316 373 2692 3220 3324 3490 925 3431 3736 1934 2007 3904 734 1971 2584 2055 3279 3964 1551 1672 4108 1596 2488 2560 1518 3614 3916 2607 3013 4012 663 2942 3940 1659 3267 3730 1740 2559 2752 496 1539 1800 2437 2798 4094 817 1420 3649 1480 1863 2200 2031 2187 2884 274 2716 3049 1491 2960 3232 1899 2523 3316 844 1655 2428 2339 2474 3919 388 2869 3952 999 2139 3508 1180 2115 2668 2379 3520 3589 564 2728 3903 616 1153 3196 697 759 3388 975 1864 3347 711 1418 2307 405 827 1712 1466 3107 3396 2691 3480 3992 952 2173 2605 519 543 1744 1146 1931 2812 1702 2919 3411 687 1593 1634 3384 3460 3528 856 2232 3170 195 411 1443 2522 3190 3988 1406 2377 2464 387 3202 3976 1320 2248 2795 243 2087 2367 448 1227 3698 1478 2999 3208 2546 2619 2632 196 1107 2272 2943 3178 3855 1252 1742 3551 364 591 3076 807 1404 1900 1192 3239 3579 890 2068 3650 793 1850 4048 別表第六十七号 伝送TMCC信号の構成及び送出手順(第61条第1項) 注 1 ヌルデータの値は全て‘0’とする。 2 電力拡散信号は、別記1のとおりとする。 3 誤り訂正方式は別表第六十八号に示すとおりとする。 別記1 電力拡散信号 別表第六十二号別記4に示す1フレームを周期とし、次に示す図のようにx15+x14+1(15次M系列)により発生する擬似乱数符号系列を加算する。ただし、TMCC信号以外の区間については、電力拡散回路の擬似乱数符号系列の発生を停止するものとする。 別表第六十八号 高度広帯域デジタル放送方式のTMCC信号に関する誤り訂正方式(第61条第2項関係) 1 誤り訂正外符号はBCH符号、誤り訂正内符号はLDPC符号とする。 2 BCH符号の生成多項式は、別表第六十六号2の規定を準用する。 3 LDPC符号は、別表第六十六号3の規定を準用するものとし、その符号化率は120分の61とする。 別表第六十九号 輝度信号及び色差信号の方程式(第24条の6第1項、第63条第1項及び第81条の2第1項関係) D’Y=INT[(219E’Y+16)・2m-8] D’CB=INT[(224E’CB+128)・2m-8] D’CR=INT[(224E’CR+128)・2m-8](標記は十進数) 注 1 D’Yは輝度信号、D’CB及びD’CRは色差信号とし、mは輝度信号及び色差信号の量子化ビット数とする。 2 演算子INT[A]は実数Aの、小数点以下第一位の四捨五入により与えられる整数を表す。 3 E’Y、E’CB及びE’CRは、次のとおりとする。 E’Y=0.2126E’R+0.7152E’G+0.0722E’B E’CB=(E’B-E’Y)/1.8556 E’CR=(E’R-E’Y)/1.5748 ただし、E’R、E’G及びE’Bはそれぞれ画素を走査したときに生ずる赤、緑及び青の各信号電圧をガンマ補正(受像管の赤、緑及び青に対する輝度が正しく再現されるよう送信側においてそれぞれの信号電圧E’R、E’G及びE’Bを受像管の特性の逆特性を持つように補正することをいう。)した電圧(基準白色レベルで正規化された電圧)であって、CIE表示系(国際照明委員会において制定した平面座標による色彩の定量的表示系をいう。)において次の表に掲げるx及びyの値を有する赤、緑及び青を三原色とする受像管に適合するものとする。 x y 赤 0.640 0.330 緑 0.300 0.600 青 0.150 0.060 ガンマ補正は、以下の特性によるものとする。 ただし、E’は映像信号のカメラ出力及びLはカメラの入力光とし、いずれも下記4に示す基準白色により正規化した値とする。広色域システムの場合にのみ、L<0及び1<Lを許容する。α及びβは、次の連立方程式の解とし、計算に当たっては小数点以下第三位未満の端数は四捨五入した値を用いてもよい。 4 基準白色は、次のとおりとする。 色差信号は白色の被写体に対して零になるものとする。 x y 白 0.3127 0.3290 別表第六十九号の二 輝度信号及び色差信号の方程式(第63条第1項及び第81条の2第1項関係) D’Y=INT[876E’Y+64] D’CB=INT[896E’CB+512] D’CR=INT[896E’CR+512](標記は十進数) 注 1 D’Yは輝度信号、D’CB及びD’CRは色差信号とする。 2 演算子INT[A]は実数Aの小数点以下第一位の四捨五入により与えられる整数を表す。 3 E’Y、E’CB及びE’CRは、次のとおりとする。 E’Y=0.2627E’R+0.6780E’G+0.0593E’B E’CB=(E’B-E’Y)/1.8814 E’CR=(E’R-E’Y)/1.4746 ただし、E’R、E’G及びE’Bはそれぞれ画素数を走査したときに生ずる赤、緑及び青の各信号電圧をガンマ補正(受像管の赤、緑及び青に対する輝度が正しく再現されるよう送信側においてそれぞれの信号電圧E’R、E’G及びE’Bを受像管の特性の逆特性を持つように補正することをいう。)した電圧(基準白色レベルで正規化された電圧)であって、CIE表示系(国際照明委員会において制定した平面座標による色彩の定量的表示系をいう。)において次の表に掲げるx及びyの値を有する赤、緑及び青を三原色とする受像管に適合するものとする。 x y 赤 0.708 0.292 緑 0.170 0.797 青 0.131 0.046 4 ガンマ補正は、次のいずれかの特性によるものとする。 (1) 標準ダイナミックレンジの場合 E’=αL0.45-(α-1) (β≦L≦1) E’=4.50L (0≦L<β) ただし、E’は映像信号のカメラ出力に、Lはカメラの入力光に比例した電圧とし、いずれも注5に示す基準白色により正規化した値とする。α及びβは、次の連立方程式の解とし、計算に当たっては小数点以下第三位未満の端数は四捨五入した値を用いてもよい。 4.5β=αβ0.45-α+1 4.5=0.45αβ-0.55 (2) 高ダイナミックレンジの場合(輝度信号及び色差信号の標本値について、十桁の二進数字によって量子化を行うものに限る。) 以下のいずれかの特性によるものとする。 ア  E’= a・ln(12L-b)+c (1/12<L≦1) ただし、E′は映像信号のカメラ出力に、Lはカメラの入力光に比例した電圧とし、いずれも0から1の範囲で正規化した値とする。a、b及びcは定数であり、以下のとおりとする。 a=0.17883277 b=0.28466892 c=0.55991073 イ  ただし、E’は映像信号のカメラ出力に比例した電圧とする。Lはカメラの入力光に比例した電圧とし、L=1が表示輝度10,000cd/m2に対応するものとする。m1、m2、c1、c2及びc3は定数であり、以下のとおりとする。 m1=2610/4096×1/4=0.1593017578125 m2=2523/4096×128=78.84375 c1=3424/4096=0.8359375=c3-c2+1 c2=2413/4096×32=18.8515625 c3=2392/4096×32=18.6875 別表第七十号 映像信号の各パラメータ(第63条第4項関係) 有効走査線数 1080本 1080本 2160本 4320本 走査方式 1本おき 順次 順次 順次 フレーム周波数 30/1.001Hz 30Hz 60/1.001Hz 60Hz 60/1.001Hz 60Hz 120/1.001Hz 120Hz 60/1.001Hz 60Hz 120/1.001Hz 120Hz フィールド周波数 60/1.001Hz 画面の横と縦の比 16:9 16:9 16:9 16:9 1走査線当たりの有効標本化数 輝度信号 1920 1920 3840 7680 色差信号 960 960 1920 3840 別表第七十一号 映像信号の各パラメータ(第81条の2第4項第2号関係) 有効走査線数 1080本 1080本 2160本 走査方式 1本おき 順次 順次 フレーム周波数 30/1.001Hz 30Hz 60/1.001Hz 60Hz 60/1.001Hz 60Hz 120/1.001Hz 120Hz フィールド周波数 60/1.001Hz 画面の横と縦の比 16:9 16:9 16:9 1走査線当たりの有効標本化数 輝度信号 1920 1920 3840 色差信号 960 960 1920